2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
犬では腺癌、猫ではリンパ腫が多いです。 胃のリンパ腫では、リンパ球形質細胞性炎(内視鏡でバイオプシーしないと診断できません)がリンパ腫の前腫瘍状態と考えられています。1)症状 慢性的によく吐く 持続的な食欲不振で、だんたん、痩せていきます 胃潰瘍に…
短頭種気道症候群といって パグやブルドックたちは、呼吸器に問題がある犬が多いです。 理由は呼吸をする通り道にあたるのどのところが狭くなっている(軟口蓋過長、喉頭麻痺など)、あるいは、鼻の穴が狭くなっている、、そういうワンたちに多いのが、胃消化器障…
よく吐くけれど、元気ですそんなワンが多いですが、まあ、体重が減らなくて、下痢もしなくて 元気だったら、たまに吐くならいいかなー って思われますよねたまに吐いているくらいなら、命にすぐにかかわるわけではないのですが、 幽門狭窄という病気がありま…
子犬とインスリン治療中の犬の低血糖は、死を招くくらい危険です。幼犬期は離乳までに、10-30%の死亡率であるといわれています。 ペットショップなどから、生後50日くらいで子犬を購入して、子犬が食事をとらなくて、吐いたり下痢したりしていたら、一大事です。 母…
わたしたち女性の、生理の前後で皮膚のコンデイションがかわりますよね。 生理が終わって排卵する卵胞期はエストロジェンが優位になり、角質層の水分量が増えてバリア機能も向上し、皮脂の分泌も抑えられるので皮膚の状態が安定するといわれています。(生理が…
ようやく涼しくなったので久しぶりにアンデイくんと、おでかけしました。箱根の芦ノ湖、18度と涼しいーー箱根県立恩賜公園は、だれもひとがいなくてガラガラ こういう味わいのある木彫りっていいわーー 芦ノ湖にちょことはいってみました 公園の展望台 湖畔の階…
避妊手術をしていないシニアのワンコがかかる病気に 卵巣の腫瘍があります。1)症状 おなかがおおきくなったり 腹水がたまったりします。 これは、卵巣癌が腹膜に広がり、腹膜癌腫症となり、腫瘍性腹水がたまります。おなかが大きくなるので、飼い主様が気づき…
シャンプーしたあとに、保湿するためにリンスを使いますよね。で、リンスと 保湿剤と コンデイショナーの違いですが、リンスとは 被毛の外側に膜をつくることによって被毛をコートし、さらに被毛内部の栄養分を外に逃がさないようにするのが目的 トリートメントとは 表面から内部…
犬のアトピー性皮膚炎のための減感作療法というのがあります。 アトピー治らない ステロイドを飲むしかないそんなお悩みのワンのための朗報です。 昨年から、犬専用の減感作療法の薬が発売されました。 従来の製品ですと、海外から輸入するので高いし、半年くらいかか…
マダニは相手にとりつくと、 宿主に固着するためにセメント様物質を唾液腺より分泌しその後抗凝固物質などを皮下に注入し吸血しやすくします。 なので、 マダニを手でむしりとると、 頭が皮下に残ってしまって たいへんなことに、、 マダニのとり方にもコツがあるのです…
飲むタイプのニミマダニの駆除薬 薬効成分が血液中に1か月間残って駆虫してくれますということは、うん?血を吸われなければ、駆虫できないの? そうなんです。じゃあ、意味ないんじゃんーって思われますが実はマダニは血をすっても、すぐには病原菌が体にはいるわ…
マダニはどこにいるの?1)よくいる場所は フタトゲチマダニは、公園、河川敷、牧野にいます 神社の林など2)活動時期は 越冬したオトナのダニは、春先から初夏にかけて血をすえるどうぶつに寄生して、メスが産卵します。このため、卵からかえった、幼ダニが秋に大発…
暑いので熱中症一歩手前のような、具合が悪くなるわんちゃんが増えています。熱中症になると、体温が42度以上になります、、、 こうなると、心臓、呼吸、消化器、脳、血液、すべての組織をつくる細胞が虚血して、酵素が不活化して、 細胞がこわれていきま…
腫瘍の臨床ステージ分類というのがあります。 すべての腫瘍にあてはまるのではなく、 肥満細胞腫、乳腺腫瘍、口の中の腫瘍、リンパ腫、甲状腺腫瘍です。どういうステージかといいますとステージⅠ 腫瘍が局所だけにある この場合は外科的切除して根治治療が可能な範…
お盆なので、お墓参りにいってまいりました。 雑草があるけれど、 うーん、暑いから、先送り(毎月いっているし)とと太もお参り ちょっと、散策
ナチュラル志向なら、100%体にいいかと思いきや そうでもないのです。理由は 1)無添加無着色をうたっているけれど、 、 人工着色料や保存剤を避けようとして、天然保存料を使っているけれど、従来使用されている人工保存料ほど安全性や有効性を示すデータは入手…
1993年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督による「ジュラシック・パーク」。その後日談となる「ジュラシック・ワールド」(コリン・トレボロウ監督)をみてきました。 映像は1993年よりは進化しています。アイマックスシアターの大画面でみたので…
ステロイドというと、 あ、副作用が心配でも安心してください (はいています、、、では、なくて、、)ステロイドの塗り薬の中には血液中に吸収されないので、ステロイドの副作用の心配のない外用剤があります。塗り薬の中には クリーム ローション スプレーがありますが 吸収が早く…
ノミマダニ駆除薬で世界シェア1位のパノラミスという薬 いままでは、背中につけるタイプのフロントライン(農薬成分)が1位でしたが、現在は、飲むタイプの薬が主流になりつつあります。支持されている理由は、1)フロントラインよりも、効き目が早い背中につけるタイプだと、全身の皮脂…
シニアになったら、犬猫でも、視覚、聴覚、嗅覚、味覚が低下します。 どうぶつは、やっぱり、食べてなんぼっです、食べたものから体がつくられますから、 食生活は大事です。 食べなくなったら、 いろいろ工夫をしてあげてください。足腰が弱って食べにくそうだ…
昨日の横浜の花火大会にいってまいりました。 花火大会は土曜日なので、あきらめていましたが、 8/4と日程が決まっているこの花火大会が、休みの火曜日だったので、 混雑を覚悟していってまいりました。すばらしい花火大会でしたが、帰り、京浜東北線の断線…
シニアになったら、腎臓が悪くなりそうだから、タンパク質をひかえて、、 という発想は昔のハナシです。 タンパク質を極度にひかえて、脂肪を増やした食事を食べたら逆効果です。タンパク質を制限しすぎて、脂肪を多くすると、肝臓が悪くなったり、 毛づやが悪くなっ…