腫瘍の臨床ステージ分類
腫瘍の臨床ステージ分類というのがあります。
すべての腫瘍にあてはまるのではなく、
肥満細胞腫、乳腺腫瘍、口の中の腫瘍、リンパ腫、甲状腺腫瘍です。
どういうステージかといいますと
ステージⅠ
腫瘍が局所だけにある
この場合は外科的切除して根治治療が可能な範囲
ステージⅡ
腫瘍が周りの組織やリンパ節に広がっている
全部取り切れば根治治療が可能かも
ステージⅢ
ステージⅡによりも広範囲に広がっている
全部取り切れば根治治療が可能かも、、あるいは対症的治療
ステージⅣ
遠隔転移している
対症的治療
根治治療は難しい
こうなると、緩和治療として、QOL(生活の質)の維持向上が目的となります。
つまり、犬猫さんが、なるべく健やかに最後を迎えることができるような、苦痛を減らしてあげるための治療をするのです。延命治療ということではありません。
がんのネーミングで良性か、悪性か、、ということが分類されます。
**腫(リンパ腫、肥満細胞腫を除く)は良性
**癌、**肉腫は悪性の腫瘍という意味です
癌の遠隔転移とは
癌が遠くにある、ほかの組織にうつっているってことです。
門脈という大きな血管をとおって、肝臓に転移したり
あるいは、肺に転移したりします。
(肝臓や肺に転移すると、治療はかなり、難しいです)
皮膚にある肥満細部腫が
肝臓や脾臓に転移します(胃には転移しません)
前立腺癌が、骨に転移します
口の中にあるメラノーマが、リンパ節や肺に転移しやすく、骨に転移する場合もあります。腎臓、心筋、脳などに遠隔転移するものもあります。
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