ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ウクレレの先生

わたしは、趣味でウクレレを習っているのですが、ウクレレの先生は、実はクラッシックギターの先生だそうです。先日、ウクレレの先生に、「先生はどんなウクレレの曲を弾くのですか?」って聞いてみました(演奏してもらいたかったから、聞いたのですが)先…

スコテイッシュホールドのキルアちゃん

スコテイッシュのキルアちゃんは、腎臓が悪くなって入院しています。たいへんおとなしく、治療に協力的なフレンドリーな、にゃんこさんです。なかには、手の留置針をはずそうと、手をやたらとふったり、くるくるまわって点滴をつまらせてしまう、猫さんも多いので…

犬の皮膚にできる扁平上皮癌

癌の発生は、細胞のDNAでの変化あるいは、エラーの蓄積が関与するといわれています。長年生きていると、DNAの転写ミスが多くなる、それを修復がうまくできないから、シニアに多いといわれています。日本人の死因の1位が悪性新生物、心臓、脳梗塞だと…

腎不全

猫さんは、腎臓が小さいので、年をとると慢性の腎不全になりやすいといわれています。人間ですと、週3回の血液透析をして、元気に長生きできるようですが、動物の場合は血液透析というのは一般的ではありません。腹膜透析を行っている病院もあります。また…

手作りおはぎの作り方 (BY mikiちゃん)

手作りおはぎのつくりかたをご紹介します。親友が実家の手作りの小豆と餅米でつくってくれました。できたてのおはぎは絶品です!材料は、餅米1合、小豆1合です。1)まず、前日の夜、小豆を一晩お湯にいれておく(魔法瓶か、ポットがいいようです)そのお…

中国生まれのチンちゃんpart2

前回、ご紹介したチンちゃんのくつろぎポーズです。はるばる、洛陽から日本にきて、我が家にしばし滞在していますが、すぐに猫のとと太や犬のアンデイくんとも慣れてくれました。 チンちゃんのお気に入りの場所です 猫さんは隅っこの薄暗い狭いスペースが好…

中国生まれの猫のチンちゃん、帰国までの210日間の道のり

中国で日本人(わたしの親友)に子猫の時に拾われて、一緒に無事に日本に帰国できたチンちゃんです(本名 チンギョク「珍玉」)。無事に飼い主さんとともに日本に帰国できたのは、飼い主さんの並々ならぬ努力のおかげです。 飼い主さんの膝でまったり至福の…

近赤外線スーパーライザー

スーパーライザーの効能は、以前ご紹介しましたが、今日は、避妊手術を終えて、ロシアンブルーのギンガムちゃんが抜糸にいらっしゃいました。抜糸のあと、糸をぬいたあとが少し赤くなるので、傷の治りを早くするスーパーライザーを照射しました。おとなしく…

ワンコのアトピー性皮膚炎のための薬アトピカ

犬全体の10%に発生するといわれているアトピー性皮膚炎のための薬があります(アトピカ)。 この薬は、高価(動物専用となると、マーケットが狭いので、どうしても人薬よりも割高になります)で、3週間くらい飲まないと効果がでてこないのと、カプセルで…

ねこちゃんのトイレのお話

寒くなると猫ちゃんの膀胱炎が増えます。猫ちゃんの病院にいく原因の1位が膀胱炎といわれています。 冬に膀胱炎が多くなるわけは、トイレが寒い廊下や玄関にあると、寒がりのネコちゃんは、ついつい、トイレにいくのを嫌がるようになります。おしっこを我慢…

犬猫の友情part2

11年前の写真ですが、まだ、猫のとと太が子猫のころ、同居のゴールデンとファンヒーターの前で寝そべっている写真です(かなり、ぶれていますが、、)。 スタンダードプードルのジャカジャカしたアンデイくんとは、こういう猫とのツーショットはありえない…

犬アトピー性皮膚炎とステロイド

アトピー性皮膚炎の定義はややこしいのですが、平たくいえば、顔、口のまわり、眼のまわり、耳介、首、手足の関節部(肘とか)(つまり、動く部分です)などに左右対称に湿疹ができて、一年中痒がるワンコがこの病気を考えらます。その場合、どうしても、一…

痒いワンコと食事とメンタルケア

皮膚が痒いとストレスがたまりますね。乾燥する時期ですので、皮膚の弱いワンコさんには、夏と同様、試練の時期がきました。皮膚が痒くなる原因には、感染やアレルギー以外に、脂ぽっくなる体質や敏感な皮膚、関節痛、そしてメンタルな原因や食事もかかわっ…

ステロイド薬プレドニゾロンの効能

犬猫さんのアレルギーなどでよく、用いられるのがステロイド薬です。ステロイドにも強いものからマイルドなものから様々ですが、一般的なプレドニゾロンをご紹介します。(適応) ハチなどの昆虫にさされたとき 炎症性腸疾患 慢性肝炎(抗炎症、抗線維化、免…

ビタミンB群

ビタミンB群の役割と必要量1)ビタミンB1(チアミン) 甲状腺機能亢進症でB1の消耗が激しくなるので、食事からの摂取が不十分な場合補給します。 関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害に効果がある場合があります。犬10-100㎎/1日 猫5-30…

ビタミンDとビタミンE

犬猫さんのビタミンD(カルシトリオール)の必要量(治療のため) 0.0025-0.003μg/kg(2.5-3ng/㎏)(24時間)カルシトリオールは、腸管でカルシウムの吸収を促進し、腎臓でカルシウムの再吸収を促進して血液中のカルシウムを増やします。 また、骨の…

ビタミンAと皮膚病

ビタミンA(バルミチン酸レチノール)が不足すると、皮ふ病になったり、夜盲症、結膜乾燥、角膜乾燥症、角膜軟化症になるといわれています。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、蓄積しますので、過剰に摂取すると副作用があります。ビタミンAは、肝臓に貯…

犬もはいれる深大寺そばやさん

深大寺にたくさんあるおそばやさんでは、外でしたら、犬と一緒に食べることができます。 そばまんじゅう、みたらしだんごも1個100円で食べれるので、深大寺ドックランとお散歩のあとのお茶には、とっても気軽に利用できますね。

お散歩する猫さんin深大寺

深大寺でゴールデンリトリバーと一緒にお散歩している猫さんを発見しました。あまりにもかわいいので、写真をとらせていただきました。

皮膚病のおこしやすい年齢

特定の年齢層に好発する皮膚疾患があるといわれています。例をあげますと・子犬 寄生虫性皮膚疾患(ヒゼンダニ、ツメダニ、毛包虫) 皮膚糸状菌症(カビのことです) ・若齢犬(1歳未満の子犬) 遺伝性皮膚疾患(皮膚筋炎、毛包形成不全、皮膚無力症)・6…

皮膚の薬物反応

犬は、人よりは、皮膚薬物反応は少ないといわれていますが、薬物でじんましんがでたり、皮膚が赤くなったりすることがあります。まれに、血管炎、中毒性表皮壊死症、薬物誘発性天疱瘡を起こす可能性もあります。 どんな薬物でも皮膚薬物反応の誘因となること…

スーパーライザー(近赤外線治療)のメリット

当院では、犬猫さんの骨関節炎の理学療法のひとつとして、スーパーライザー(近赤外線照射治療器)を導入しております。 老齢動物の多くが年をとったため、骨関節炎や変形性関節疾患などで、うまく歩けなくなります。アメリカのデータでは、病院に来院する猫…

猫の甲状腺機能亢進症

年をとった猫ちゃんの(12歳以上)20%が甲状腺機能亢進症になるといわれています。この病気は、血液検査でわかります。症状は ・食欲不振と亢進 ・食べているのに体重が減っていく ・筋肉低下 ・活動の亢進 ・間欠的な軽度の発熱 ・徘徊 ・睡眠量の低下 ・…

犬コロナウイルス感染症

犬コロナウイルスは、8種、9種の混合ワクチンに含まれています。 このウイルスは、生後4カ月齢の子犬が感染して、発症しますが、成犬は無症状です。1)感染経路 感染した犬の糞便から排泄後、口や鼻から感染します。2)消毒 アルコールや塩素などの消毒…

猫のとと太のにゃらん旅イン初島

猫のとと太も、今年で12歳になるので、旅行のときに置いていくのは、心配なので、今回はじめて、犬猫を連れて旅行にいってみました。 最初は、車での移動や外にでることに慣れないため、ギャーギャー鳴いていましたが、一緒のおでかけが嬉しかったようで、…

喜寿

今日は母の誕生日で喜寿のお祝いをしました。お店の方のご好意で、デザートに素敵なデコレーションをつけてくれました。 聖跡桜ケ丘の京王デパートにある、鉄板焼きの三笠会館です。予約もしていなかったのに、サプライズプレゼントになりました。 三笠会館…

高幡不動尊で交通安全の祈願

高幡不動尊で交通安全の祈願をしてきました。三が日は混んでいるから、避けてみましたが、やはり、今日もそこそこ混んでいました。 出店も並び、にぎやか ライトアップしていました

犬伝染性肝炎

混合ワクチンに含まれている感染症のひとつです。 犬アデノウイルス1型感染症で、肝炎をおこします。回復期にブルーアイとよばれる角膜の混濁がみられます。1)臨床症状 元気食欲がなくなる 下痢、嘔吐 腹痛 腹水がたまる(おなかがパンパンにふくれます)…

犬ジステンパー

ワクチンで予防できるウイルスですが、抗体があがりにくく(特に、ゴールデン)やっかいな感染症です。 死亡率は高いです。 このウイルスは伝搬力が強く、感染犬の咳や鼻水、目ヤニや尿から感染します。 いろんな犬が集まるドックランにいくワンコさんは、特…

ワクチンアレルギーの確率

ワクチンをうつときに、怖いのはアナフィラキシーショックなどのアレルギー反応ですよね。 ワクチンアレルギーのデーターをご紹介しますと、、・120万頭中で、3−4日以内の死亡が3頭 このうち、接種1日以内が70%ということです。 ・日本では、死亡は年間…