ステロイド薬プレドニゾロンの効能
犬猫さんのアレルギーなどでよく、用いられるのがステロイド薬です。ステロイドにも強いものからマイルドなものから様々ですが、一般的なプレドニゾロンをご紹介します。
(適応)
ハチなどの昆虫にさされたとき
炎症性腸疾患
慢性肝炎(抗炎症、抗線維化、免疫調整)
免疫介在性の多発性関節炎
リンパ種
肥満細胞腫
脳腫瘍
免疫介在性溶血性貧血
咽頭喉頭浮腫、炎症
ぶとう膜炎
など
(薬理作用)
抗炎症作用
抗アレルギー作用
様々な代謝、免疫反応への作用
(用量)
0.5-2㎎/kg(適応によって異なります)
ショック時には、コハク酸プレドニゾロンナトリウム、リン酸デキサメタゾンナトリウム、脊椎損傷には、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム(ソルメドロール)、口内炎には、トリアムシノロン(レダコート)、口内炎に酢酸メチルプレドニゾロン(デポメドロール)などなど、副腎皮質ホルモンの薬は様々で用途もいろいろです。