ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

おしゃれダックスさん

おしゃれなMダックスフンドのみかんちゃんは、専用の洋服ダンスをもっていて、推定20着以上の衣装持ちだそうです。 ケーキやお菓子作りの上手な飼い主様の、愛情いっぱいの手作りお菓子のご相伴にあずかっているかもしれません。 院内ではとってもおとな…

ネコちゃんとパグさんのチャンチャンコ姿

ネコのソックスくんとパグのしゃろんちゃんのおそろいのチャンチャンコ姿です。あまりにもかわいいので、写真をとらせていただきました。最近のネコちゃんは大きくなっているので、犬さんとあまりサイズはかわらなくなってきました。仲良しー 癒されますー …

皮膚と皮下組織にできる腫瘍(軟部組織肉腫)

皮膚や皮下組織にできる腫瘍(軟部組織肉腫)には、いくつか種類があります。悪性度が低いものとして、・繊維肉腫(口の中にできるものを除く) ・ケロイド繊維肉腫 ・粘液肉腫 ・脂肪肉腫(まれ) ・血管周囲の腫瘍 ・末梢神経鞘腫瘍(神経鞘腫、神経線維肉…

生後6カ月の英国ブルドックさん

生まれた時は400g弱だったそうですが、 6カ月で26キロに成長しました、英国ブルドックのロジャーさん。大型犬さんは、成長が早いですね!ブルドックさんは、子犬のほうが足が長いそうです。3歳で完成すると、胸が広がって、足が短くなるとのこと、、 …

六本木ヒルズも犬づれ天国

六本木ヒルズも、ワンコさんを歓迎してくれる素敵なタウンのようです。 だっこかカートにいれれば、お店もはいれるような感じです けやき並木のイルミネーション 毛利庭園のイルミネーション (へんなところで排泄させないよう、四苦八苦) ワンコづれでいろ…

高コレステロール血症

わんちゃんも、高脂血症や高コレステロール血症にあります。脂肪の多い食事は肥満が原因の場合もありますが、内分泌の病気が背景にあることもあります。シュナウザーやシェルテイーに高コレステロールがよくみられます。 ・糖尿病 ・副腎皮質機能亢進症(ク…

コクシジウム症

下痢している子犬のよくみられるのが、寄生虫(特に多いのは、回虫)、原虫のコクシジウム、ジアルジアです。 検便で発見できます。 コクシジウムは、犬の小腸、盲腸に寄生する原虫です。感染しますと、カタール性・出血性腸炎がみられ、特に回腸の病変が著…

子犬のころのアンデイくん

アンデイくん(スタンダード・プードル)の生後1カ月の写真です。 アンデイくんは、三重県の熊野灘のブリーダーさんのところで生まれたのですが、7頭生まれたなかで、一番大きな子犬でした。生後1カ月になったときに、わざわざ、三重県まで子犬をみにいき…

涙やけ

眼の内側のふちに茶色く涙のあとがついた、涙やけが、シーズーやプードル、マルチーズ、チワワ、ポメなどの子犬に見受けられます。 子犬のころは、眼の周りの筋肉が発達していないために、涙やけがおこりますが、成長して治る場合もあります。 涙やけ(流涙…

ゴールデンの子犬くるみちゃん

ゴールデンさんの子犬約2カ月齢のくるみちゃんです。大型犬のだっこできる期間は短くあっという間です。一番かわいい盛りで、貴重なショットです。たいへんおとなしくて、診察台で飼い主様の手を枕にしてすやすや眠り始めました(大物じゃ)「。写真をとろ…

変形性関節症と痛みどめ

ワンチャン、ネコちゃんにも変形性関節症という関節痛の病気があります。肘や股関節、膝といった関節が変形や炎症を起こして、痛みのため、びっこをひいたり、歩きたがらないという症状がおこります。 ひとごとなんで、動物の痛みを直接感じることはできにく…

犬の眼の疾患の80%が遺伝性

眼科専門獣医師によれば、犬の眼の疾患の80%は遺伝性だそうです。 例をあげます。・アメリカン・コッカとくれば、 白内障、緑内障、チェリーアイ(瞬膜腺がとびだす)・ミニチュア・ダックスフンドさん 進行性網膜萎縮進行性網膜萎縮の病気は、ダックスさん…

3D映画インモータルズー神々の戦いー

映像美が見事だという映画評論があったので、3D映画「インモータルズー神々の戦いー」をみてきました。 残酷な殺戮のシーンの連続で、ちょっと食傷気味の映画でした。映像は見事ですが、なにか、ストーリーが、いまひとつで、、矛盾が多いような、、神々に…

高カリウム血症

カリウムは、主に細胞内にあります。細胞の中にカリウムがとりこまれなかったり、カリウムが尿から排泄できなくなったりと、様々な原因でカリウムが高くなります。高カリウム血症は、心臓に悪い影響を与え、心筋の伝導を妨げ、心臓の収縮力を低下させます。…

貧血の原因

貧血をおこすと、顔色は悪くなりませんが、歯肉が白くなったり、爪の血管の色がうすくなったり、ひどくなりますと、フラフラして歩けなくなります。貧血が進みますと、酸素がたりなくなりますので、呼吸が早くなったり、食欲元気がなくなっていきます。 赤血…

白血球の増減

毎年、フィラリア検査とあわせて、当院では、白血球と赤血球、血小板の数値を検査しております。この検査からどういう情報が得られるかといいますと、(数値をみるだけで、原因がわかるわけではありません)1)汎血球減少症 骨髄の病気で、骨髄でつくられる…

ポメラニアンのマメ太くん

笑顔がチャーミングな、ポメラニアンのまめ太くんです。 子犬の時に前肢をちょっとしたはずみで骨折してしまいましたが、今では元気に走り回れるくらい回復しました。今日は、トリミングにいらっしゃいました。 ポメさんたちって、院内ではたいへんおとなし…

人気沸騰のミニチュア・シュナウザーさん

ミニチュア・シュナウザーさんは、人気沸騰で、ペットショップで子犬が手に入らないくらい希少な存在だそうです。ミニチュア・シュナウザーさんのバロンちゃんで、テレビ人気が出る前でしたので、ペットショプで8カ月も暮らしていたとのことです。性格は極…

ワクチンアレルギー

どのワクチンでも起こりうる副作用のアレルギー反応があります。 特に、ダックスさんが、レプトスピラという鼠の尿からうつる細菌を予防するものが入っている多価ワクチンの7,8、9種ワクチンに対してアレルギーを起こしやすい傾向にあります。6種や8、…

荒川静香さん

フィギュアスケート金メダリストの荒川静香さんを、茨城で開催されたプリンス・アイスショーで、以前、みたことがあります。幸運にもアリーナ席がとれたので、荒川静香さんにお花を渡す機会を得ることができました 近くでみると、本当に贅肉がまったくなく、…

横浜駅東口の横浜ベイクォーター

横浜でセミナーがあったので、セミナーの前にアンデイくんと散歩しようと思って、横浜ベイクォーターにいってきました。カートに乗せれば、ワンコ連れもお買い物を楽しめるようなスポットのようでした。 アンデイくんと、ドックカフェでお茶しましたが、わた…

アメリカン・コッカさん

アメリカン・コッカのリボンちゃんです。 シャイな性格のようで、カメラをむけると、顔をそむけ、伏し目になってしまいます。ふだんは、とても陽気でお散歩が大好きなワンコさんです。 アメリカン・コッカさんは、皮膚のトラブルが多く、皮膚が脂っぽくなってし…

トルコ絨毯

トルコといえば、トルコ絨毯は有名ですね。 観光客がトルコ商人にひっかかって、高いトルコ絨毯を買わされるっていう話をよく聞きます。 去年、トルコに旅行したときに、旅行会社のプランに組み込まれたトルコ絨毯のお店(バックマージン30%らしい??)で…

我が家の猫たち

キジトラのトト太と茶トラのナナちゃんというネコを2頭飼っております。犬のアンデイくんとはとても仲良しでいつも一緒にソファでくつろいでいます。 二人とも元ノラなのですが、キジトラのトト太は人が大好きでなついてくれますが、茶トラのナナちゃんは、ダ…

あと4か月で17歳のラブラドールさん

あと4か月で17歳と驚異的な御長寿犬のラブラドール・リトリバーのラブちゃん。けいれん発作を何度も起こし、もはやこれまでと思ったら、奇跡的な生命力で危機を脱しました。立てなくなって寝たきりになってしまいましたが、食欲は旺盛でよく食べています…

小笠原のネコレンジャー

東京都獣医師会と環境庁と東京都と小笠原のNPO法人で、小笠原の固有の動植物を保護するためのノネコ対策をとりくんでいます。このプロジェクトについて、先日、町田市獣医師会でNPO法人の方にお越しいただいて講演会をしてもらいました。 小笠原が世界…

鼻が乾いているとき

犬さんの鼻がかわいていると、体調不良という説もありますが、、犬さんの鼻がかわいている原因 犬の鼻鏡は、エクリン腺(汗腺)からの分泌液と涙液が鼻涙管から排出された液体で濡れています。 涙がでない病気、あるいは、ひどく脱水(腎不全、食欲不振、下…

肝臓が小さい(小肝症)

正常な肝臓は外から触知できませんので、レントゲン撮影によって、確認されるのが、小肝症です。 ただ、胸の深いワンコさん(ダックス、GRなどの大型犬)は、胃軸が垂直であるため、正常な肝臓でも比較的小さくみえます。一般的な原因は ・慢性肝炎 ・肝硬…

犬の前立腺肥大

ワンちゃんも、年をとると、去勢していない男の子は前立腺が大きくなることが多いです。人間は尿道の方向に前立腺が大きくなりますが、犬の場合は直腸の方向に大きくなります。このため、便がでにくい、便が細くなる、などの症状がでます。 前立腺の肥大(大…

乳腺腫瘍

犬猫さんにも乳がんがあります。 犬の場合は50%悪性、50%良性 ネコさんの場合は90%悪性です。急に増大する腫瘍は悪性が多いです。また、板状で、赤く腫れて強い炎症があるものは、炎症性乳がんである場合があります。この場合は、手術してもすぐに再発す…