2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
犬は四本脚で歩くから、腫瘍や事故で足を一本失っても歩けるといわれていますが、 でも前足に体重の70%以上をかけて歩くので、前足を失うと歩行がたいぶ、たいへんになります。昔は考えられなかったのですが、犬にも義足をつけるという試みがあるようです…
犬猫さん専用の動物医薬品だけではなく、人体薬を処方することがあります。ただし、用量が決まっていますので、体重によって薬の量を調節しております。犬猫の中毒をおこす人体薬は・非ステロイド アスピリン(特に猫)、イブプロフェン ナプロキセン・抗ヒスタミン薬 ジ…
ワクチンに来院されたとき、 必ず聴診します。 そのときに 心臓に雑音があるっていわれたりしますよね。シニアの小型犬に多い 僧房弁閉鎖不全症という弁膜症であることが大半です。キャバリアに最も多いです。 最初は、症状がない時期が2-3年あります。 それで様…
n−3不飽和脂肪酸の EPA・DHAが犬の痴呆の改善に効果があるといわれています。1)EPA・DHAとは EPAは、人の薬のエバテールですよね。動脈硬化予防や高脂血症改善薬ですね。 DHAとEPAは、海藻類で生産され、食物連鎖を通して魚に移行して、魚に豊富に含まれ…
この時期、抜け毛が多いですよね泡で洗ってあげると、とってもきれいになります。イケアのベビーバス(1980円なり、滑り止めがついているので、使いやすいです)に 洗顔用ネットで シャンプーを泡立てて アワアワのバスタイムです。
シニアワンコが昼間寝て、夜起きて、夜泣きするそんなお悩みをよく聞きます 13歳から痴呆症状が始まるといわれています。痴呆症状とは ・夜泣き 夜中に意味なく泣き叫ぶ、しかも、大声で鳴く ・トボトボ歩く 歩行は前にだけトボトボ歩いて、円を描くように歩く ・後…
猫ちゃんの突然の怖い病気に、血栓が血流にのり、突然動脈がつまってしまう(塞栓)病気があります。 動脈がつまってしまうと、そこから、血流が遮断されて、組織が壊死してしまいます。 非常に死亡率が高いです。 1)症状は 突然倒れたり、歩けなくなった…
猫はきまぐれなので、 なでていると、突然噛まれたり ちょっと、ご機嫌がななめになったり ツンデレしたりする子がいますよね。 攻撃する理由は 1)恐怖性/防御性攻撃行動逃げることができない状況に追い込まれると、攻撃に転じる(攻撃は最大の防御なり!!)…
玄関前でムカデを発見 そう、 雨上がりはムカデがはいでてくるそうです。 しかも、5-6月は繁殖期で 越冬したムカデたちが動き出すそうですムカデに噛まれると、すごくいた痒いそうです(咬まれたことないですが、、)犬も猫もそうです。 ムカデの毒によるアレルギー性…
昔は、猫ちゃんは、ストルバイト尿石が多かったのですが、ここの石は、食事で溶解できる、予防できる、 ので、ストルバイト尿石は減少しています、一方、 増えているのが、 食事で溶解できない シュウ酸カルシウム尿石の発生率が上昇しているといわれています。 理由は 食事…
腎臓が悪くなったら、 早期に腎臓用の療法食に変更したほうが余命が長くなるというエビデンスがあります。 腎臓用の療法食は タンパク、リン、ナトリウムが制限されており、食事中の緩衝能力、可溶性繊維、ビタミンB群、抗酸化剤、カリウム、オネガ3脂肪酸の量が多く…
猫は小さな犬ではない (種が違いますから) ということで 犬と猫の病気も違いますたとえば 1)乳腺腫瘍 犬は50%良性腫瘍(様子を見ても命を脅かさない) 猫は90%悪性腫瘍でしかも、あっという間に肺に転移してしまう、猫ちゃんでも生後6か月までに避妊手…
膀胱炎になった時 尿検査が必要になりますまあ、一番、ラクなのは 自然排尿の尿を採取することです。圧迫排尿(膀胱破裂の危険あるので、当院ではやっておりません)カテーテル採尿(暴れたり、痛がったり、たいへんです) 膀胱穿刺(膀胱に針をさしてまで、検査…
以前ご紹介した、犬づれ日帰り伊豆バスツアーを昨日、奇跡の晴天の中で、無事に終わりました。 晴れイヌさんがいたおかげでしょうか、前後雨だったのに、 天気に恵まれ、みな、わきあいあい、楽しまれたとのことでした。 わたしは参加していませんが、当院のトリマーさ…
猫ちゃんが慢性腎不全になると すごく脱水します 脱水すると、 食欲がなくなり、また、血液検査の数値も悪化します。水のようなオシッコをたくさんするので、たくさんお水を飲みます。 たくさんお水を飲むから、オシッコが多いのではなくて 逆にオシッコがたくさんで…
猫ちゃんは、本来肉食で、ネズミやヘビなどを食べていたので、これらには炭水化物の量は少ないので、猫ちゃんには炭水化物はよくないっといわれていました。 でも、 猫ちゃんには炭水化物を処理する能力はあるので、適切に加熱した炭水化物であれば、93%以上…