ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

猫の尿石症ーシュウ酸カルシウム尿石

昔は、猫ちゃんは、ストルバイト尿石が多かったのですが、ここの石は、食事で溶解できる、予防できる、
ので、ストルバイト尿石は減少しています、

一方、
増えているのが、
食事で溶解できない
シュウ酸カルシウム尿石の発生率が上昇しているといわれています。


理由は
 食事の内容の影響があるらしいということで

1)動物性タンパク質のとりすぎ

大量の動物性たんぱく質の摂取によって、尿の中のカルシウム排泄を増やす、そして、結晶化抑制因子であるクエン酸の尿中排泄を低下させるため、
シュウ酸カルシウムの成長を助長しているといわれています。

2)大量のナトリウム摂取
 腎臓からのカルシウム排泄量を増大させる

3)低マグネシウムで尿PHを酸性にする(ストルバイト予防のため)食事が原因かもという説もあります。

トイレの悩みは毎日のことなので切実です、、