ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ホーナー症候群

片方の目が縮瞳(瞳が小さくなる)する病気があります。第三眼瞼というのがでてきて、なんだか、へんな目になります。 原因 眼への交感神経支配の消失・脳炎 ・脳の腫瘍 ・首の脊髄梗塞 ・中耳炎、内耳炎 ・顔面神経、三叉神経の障害など ・特発性治療 散瞳…

都民の森

奥多摩に都民の森が2つもあるのをご存じでしたか?奥多摩都民の森と檜原都民の森というのがあります。檜原都民の森にいってきました。 紅葉がきれい ハイキング 奥多摩湖 奥多摩周遊道路になんと、ヤマザルが! 綱渡りはプロ級の腕前!奥多摩湖の浮橋 アン…

犬の前立腺の病気

1)前立腺肥大 去勢していないシニアワンコによくみられます。 ヒトと違って、尿道のほうに大きくならないので、排尿障害があまりみられません。 治療は、去勢手術か内服(7日間)2)前立腺嚢胞 前立腺の肥大に伴って、前立腺の中の炎症がおこる場合があ…

jammin' Zeb

ジャズヴォーカル・グループ『jammin' Zeb』という、素敵なユニットがいます。 以前、クリスマスデイナーショーを聞きに行って、記念写真と撮らせてもらえました。 ジャズのアカペラで、ハーモニーが見事です。 君が代まで歌っていました。(ちょっと、びっ…

便秘

犬猫さんも便秘します。とくに、シニア猫さんの場合腸の機能がおちて便秘しやすくなります。原因 ・腸管の異物、腫瘍などで腸管や肛門に異常ある ・前立腺や子宮などの周辺の臓器により、便の通過が妨げられている ・自律神経が正常に働かないため、腸の運動…

ベンガル猫さん

ベンガルキャットのベルちゃんです。 子猫、4か月 非常に敏捷で、野生的なネコさん。 おっとりした日本猫さんとは違う魅力がありますね! 見事な豹柄! よく動くので、写真がとりにくいです。 好奇心旺盛です。

水頭症

犬にも水頭症という病気があります。 いやに頭がでかい、、、という外観です。 この病気は、脳脊髄液が産生増加、吸収不全、循環障害などの原因で、脳室内あるいはくも膜下腔に、過剰に脳脊髄液が貯留した状態です。脳脊髄液が多くなりますと、頭蓋内圧を上…

膀胱腫瘍

犬の膀胱腫瘍は、悪性腫瘍の中の2%占めるといわれています。ほとんどは、移行上皮癌です。 猫ちゃんは少ないです。発生の多い犬種は スコテイッシュ・テリア シェルテイー ビーグル 平均年齢11歳症状 血尿、頻尿、乏尿、排尿困難、そそう まれに、膀胱腫…

甲状腺機能低下症

中年になって、動かない、寒がる、毛が薄くなる、しっぽがはげる、ドライアイになる、どんどん太る、コレステロールと中性脂肪が高い(耳が痛いですが)といった症状がでてきたら、甲状腺機能低下症の疑いがあります。 飲んでいる薬(ステロイド、利尿剤など…

多飲多尿

多飲多尿とは、犬の場合 1日の水を飲む量が 90-100ml/㎏以上 つまり、5キロのチワワさんが、1日ペットボトル500CC以上の水を飲む場合、多飲と考えられます 1日のおしっこの量が(測るのが難しいですよね) 45-50ml/㎏以上猫の場合 1日の水を飲む…

目黒川散策パート2

五反田にウクレレのレッスンにいっています。 帰りにアンデイくんと、目黒川の散策をしてみました。 五反田から天王洲アイルまでテクテク、4時間歩きました。 五反田で焼き鳥と生ビール アンデイくんには、素焼きのレバーです目黒川沿いをテクテク、 暗くな…

インスリン治療

犬が糖尿病なりますと、インスリンそのものがでないというのが原因ですので、犬の糖尿病にはインスリン治療が必ず必要となります。 血糖値を下げる薬は、自分の膵臓から無理にインスリンをださせようとする薬なので、効果はまったくなく、むしろ有害といわれ…

猫ちゃんの強毒全身性カリシウイルス病

猫ちゃんの鼻かぜの原因には、ヘルペスとカリシウイルスがあります。 これらの病気は、感染力が強く、目、鼻、唾液によって伝播されます。猫同士だけではなく、人も媒介します。FCV(猫カリシウイルス)は、唾液、目や鼻の分泌物、糞尿、毛からもウイルスを排…

関節鼠

関節内の骨、軟骨片などの遊離体ができることがあります。これを関節鼠(ネズミ)といいます。 これが、関節の痛みをおこし、歩くときに痛がるといった症状がでます。治療は、外科的に切除することです。大型犬の成長期に離断性骨軟骨症という病気があります…

異常な呼吸の原因

ふだんと違う呼吸になったら、、・パンテイング ハアハアして、見るからに苦しそうに口をあけて呼吸します。 原因は、肺水腫(肺に水たまる) 肺血栓塞栓症(ねこちゃんが口をあけて、ハアハアして倒れたら、この病気の可能性があります) いずれも生命の危険に…

咳の種類

咳のしかたで原因はいろいろです。 おおざっばにいいますと、、 ・上部気道に炎症があると、強い咳がでます。(咽頭炎とか)・逆に肺炎や、肺に強い炎症があると、弱い咳になったり、咳がでなかったりします。咳がでないから安心というわけではありません。 …

水をうまくのめない

水をうまくのめない 水をのんだあと、ゼーゼーして、げーっと吐くというような症状がでることがあります。原因は、前回書きましたような 神経の問題(三叉神経炎)あるいは、咽頭炎(消炎剤と抗生剤で治療します) 咽頭の異物、腫瘍 咽頭反射のスイッチでゲー…

いびきの原因

ハナペチャのワンコたち(短頭種、ブルドック、パグ、チワワ、ヨーキーなど) で、気になるのがいびきですよね。。いびきの原因は・鼻腔と鼻咽頭の閉塞 ・軟口蓋過長(口のなかの、上あごにあるヒダがやたら、長くてのどをふさぐってことです) ・鼻の腫瘍寝…

筋緊張症(ミオトニア)

肢が曲げられなくなり、木馬様のへんな歩行をする病気があります。ダックスさんとトイプードルさんに多いといわれています。最初後ろ足からはじまって、進行していきます。立てなくなります。原因は クッシング症候群(この病気をコントロールしても、治らな…

コーギーの舌ぺラ症

ちょっと不思議なネーミングの病気ですウエルッシュペングローブのコーギーのみかかる病気です。舌筋がうすくなっていき、顔面が委縮していく病気です。舌の動きが悪い、ペラペラと薄くなっていきます。数年で進行していきます。原因は筋肉の中のタンパクが…

狂犬病の犬に噛まれたら、、

狂犬病の犬にかまれたら、どうなるか、、狂犬病の犬にかまれてから発症までの潜伏期間が長く、 一週間から数か月、平均1-2か月といわれています。狂犬病のウイルスに感染すると、ウイルスは末梢神経から中枢神経にいって、脳に達します脳内でウイルスが増殖…

久々に横浜中華街にいってきました。。

久々に横浜中華街にいってきました。 尖閣問題で観光客が減っているかなって思っていってみましたが、たしかに日本人しかいなかったようです、、 [いつものお店の店先で夕食(ここしか、犬と一緒に食べれないのです) ] 8皿でて、食べ切れない量で一人2100…

東京ミュージック花火大会

今年からはじまった東京ミュージック花火大会にいってまいました。 お台場で音楽と花火のショーということです。 日の出桟橋から船で花火鑑賞をしてみました。船がまわるので、アングルが一定せず、イスによじのぼって鑑賞する羽目になりました(ぽけかると…

多発性神経根炎

突然、ぐにゃーっっとして、立てなくなる病気があります。 急性の特発性多発性神経根炎という病気です。 24時間で急性に起きます。 最初は後肢から始まって、進行します。 アライグマに噛まれたりすると、10-14日のちに発症するといわれていますが、ここ…

腕神経叢神経炎

最初は、びっこをひきはじめ、手をさわると嫌がる、 だんだん、両方の手がおかしくなり、 最後は右左の両手も肘で歩くようになってしまう(ほふく前進)という病気があります。これは、腕のところの神経が集まっている、腕神経叢が炎症を起こす腕神経叢神経…

三叉神経麻痺

突然、口が閉まらない、水がのめなくなるっという病気に三叉神経麻痺という病気があります。猫ちゃんはまれです。ゴールデン・リトリバーに多いといわれています。ですが、重症筋無力症でも、水がうまく飲めなくなりますので、鑑別診断が必要です。症状は口…

顔面神経麻痺

まぶたがとじなくなったり、口をうまく動かせなくなる病気に顔面神経麻痺という神経の病気があります。 まばたきしない、目が乾燥している、口にいつまでも食べ物がはさまっている、などの症状で気づくことが多いです。原因 犬の場合、特発性が75%といわれ…

門脈低形成(肝臓の病気)

肝臓の先天的な病気に、門脈低形成(原発性門脈異形成)という病気があります。 とくに、臨床症状はありません。血液検査のときに、肝臓の酵素があがっていることで気づかれます。 この病気だけでしたら、寿命はまっとうできるといわれています。 どんな病気…

変形性関節症とDMOADs

成犬の20%、シニア猫さんだと、99%、変形性関節症があるといわれています。肩、ひざ、股関節、肘といったところの関節が変形して炎症をおこす病気です。なんだか、足をひきずる(四足なので、どこの足か見分けるのが難しいですよね)というところからは…