2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
悪性リンパ腫、、 昔はそういう言い方がありましたが、 今は、リンパ腫(白血病も含めて)といいます。 良性のリンパ腫はなく、ぜーんぶ悪性の腫瘍だからです。 猫ちゃんのリンパ腫で、 ハイグレードといわれて 大きなリンパ球がたくさんありますという病理検査…
ドイツから始まった、人間のオゾン療法 血液クレンジングといいます。 これが、どうぶつにも応用されていて、 肛門にオゾンガスを注入する、とっても簡単な方法です 当院でもおこなっておりますので、 シニア犬の健康維持、関節炎、皮膚、アレルギーなどに効果が期待できま…
昨日は町田で高名な先生をお招きしてセミナーがありました。そこでのオハナシ 猫のリンパ腫 昔は猫白血病にかかっている猫が多かったので、ウイルスが原因で若い猫がこの病気にかかって死んでいった。昔の猫の寿命は、なんと、4歳くらいだったということ!! 今は、室内飼…
検診で肝臓の酵素が高いといわれてた、 全身麻酔で肝臓の生検したくない 元気食欲はある 黄疸はでていない そんなときは、 とりあえず、のむ薬は ウルソデオキシコール酸です 副作用がほとんどないので、非常に安全な薬だといわれています。 薬効は ・悪い胆汁酸を除…
血液検査で肝臓の酵素の数値が高い 犬だと、 肝臓の以外の原因であがっているかもしれませんが、 猫の場合、肝臓が本当に悪いケースが多いとのことです。 一番の原因は 1)好中球性胆管炎 つまり、肝臓の細菌感染です。シニアの猫に多い。 なりやすい種類は、ペル…
原発性の慢性肝炎(ほかの病気が原因で肝臓が病気になっているのではなく、肝臓そのものが、最初から悪い)になりやすい犬種がいます。 肝臓は大きな臓器なので、臨床症状を示さないことが多いです。肝機能の70%が失われるまで症状がでにくいといわれていま…
petlife.asia 富士フィルムがどうぶつの再生医療を行っていて、ご希望の方は、治療費の一部を研究会社が負担してやってくれるそうです。治療対象はいろいろ制限があるようですので、HPで確認してください 1)対象は ・乾性角結膜炎(ドライアイです) ・免疫…
夢は、全国のセグウエイツアー制覇ですが、 まずは、三島スカイウオークでセグウエイしてきました。 オフロードを走って森の中を走って、楽しいですね もちろん、日帰りです 三島スカイウオークは、カート貸出500円で、ミデイくんも一緒にわたることができました 富士山は、残念ながら、がす…
先日、六本木の東京ミッドタウンで富士フィルム主催のセミナーにいってまいりました。 ケンブリッジ大学の肝臓の内科学の権威の先生です そこでのハナシ 血液検査でALTだけが高かったら、、 症状はなし、 元気である 犬の場合、すぐさま、それ、肝臓が悪いというわけではな…
腸内フローラを整える 人間でもいわれていますが、 犬も猫も、腸内フローラ大事なんです なぜか 腸内の尿素は、ウレアーゼ産生菌(悪玉菌です)によってアンモニアに分解されます。 腸内が酸性ですと、アンモニアはアンモニウムイオンに転換されますが、これは腸壁からは吸収されず(つまり…
猫は犬と比べて皮膚病が少ないです 猫のアレルギーの原因は 1)ノミアレルギー 背中にブツブツ発疹がでます。室内飼育でも、ノミアレルギーの可能性があります 2)アトピー性皮膚炎 猫のアレルギー検査(血液)もできるようになりました。 3)食物アレルギー 顔や耳、おなかを痒がりま…
血液を採って調べる心臓バイオマーカーというのが3つあります。 検診とのときに、あわせて調べるといいのですが、、 ただし問題点があります。 心臓バイオマーカーは、心筋細胞の負荷・障害・ダメージを生化学的に評価するものなのですが、 3種類あって、それぞれ特性があ…
3歳以上の猫ちゃんの80%が歯周病になっていて、 歯の吸収病巣は60%といわれています 猫の歯肉口内炎の原因は 内科治療に反応しにくく、難治性口内炎になりやすいです。 治療は、切歯と犬歯を除いた、臼歯を全部、抜歯してしまうのがいいといわれています。…
遺伝子検査をご紹介します 1)犬の乳腺腫瘍 シニアになって、避妊していないと、乳腺にしこりがみつかることがあります。 犬は50%が良性、50%が悪性です そんなとき、シニアだと、すぐに摘出手術するのかどうか、悩みますよね 良性だったら、様子見たいし、、、…
食物アレルギーがあると、アレルゲンのフードを食べると、痒くって、便がゆるくって、吐いたり、便の回数が増えたりします そういうとき、 じゃあ、鶏肉だったから、シカととか、カンガルーとか、今まで食べたことのないタンパク質のフードにかえればいいじゃん、、 とい…