リンパ腫のステージ分類
悪性リンパ腫、、
昔はそういう言い方がありましたが、
今は、リンパ腫(白血病も含めて)といいます。
良性のリンパ腫はなく、ぜーんぶ悪性の腫瘍だからです。
猫ちゃんのリンパ腫で、
ハイグレードといわれて
大きなリンパ球がたくさんありますという病理検査の結果がかえってきたら、
残念ながら、悪性なので、覚悟しないといけません。
とくに、LGLという大型の顆粒をもったリンパ腫という診断結果だと、予後は1.5か月といわれています。しかも、抗がん剤をするよりも、まずは腸の腫瘍をとらないと、抗がん剤を先にしてしまうと腸が穿孔してしまって危険といわれています。
とにかく、やっかいだということですね
病気もステージ分類(5段階)というのがあります
ステージ1 病変は単一のリンパ節か単一臓器のリンパのみ
(つまり、腫瘍はまだ、1か所だけ)
ステージ2 単一部位の複数のリンパ節にひろがっている
2つのリンパ節がはれていたら、、これ
ステージ3
全身性に複数の部位のリンパ節に病変
(体中のリンパ節に転移しているってことです)
ステージ4
肝臓、あるいは肝臓と脾臓に転移している
ステージ5
末梢血中に腫瘍細胞がでている
骨髄やほかの臓器にも腫瘍細胞がある
(全身が腫瘍に侵されている、末期)
サブステージa 全身徴候なし
サブステージb 全身徴候あり
人間は二人に一人、がんになるっていいますよね、、どうぶつも寿命が長くなると
腫瘍が増えています
どこまで治療するか、どこまでがんばるか
悩ましいところです。
クリスマスソングの生演奏しています???