ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

猫の鼻の腫瘍

猫は犬に比べて鼻腔内腫瘍は少ないといわれています。
リンパ腫がほとんどです。

治療は
 鼻を削るわけにいかないので、
 放射線治療が中心になります。でも、放射線治療をうけても、生存期間はだいたい、1年程度だそうです。
 
放射線治療抗がん剤治療を併用すると、2-3年の延命が期待できるそうです。

症状は
  鼻がいきなり膨らむので、だれがみてもわかります。
 それまでに鼻水、くしゃみ、鼻血、いびきがみられることもありますが、症状がない場合もあります。
最初は片側だけの鼻汁ですが、進行すると、両方の鼻にみられます。
鼻の癌をそのままにすると、見た目がとっても、かわいそうな顔面変形になることがあります。
猫の鼻腔内腫瘍の発生年齢は1-19歳(1歳とは!!)


癌になると完治は、がんばっても難しいのですね

アンデイくんも、悪性度の高い、肛門腺癌になって、手術して局所をとりきっても、腰下リンパ節に転移し、抗がん剤治療や免疫療法をしても、がん細胞をおさえられなくて、
最終手段の放射線治療にチャレンジしたら、初日に麻酔でそのまま亡くなりました、、、
がんばっても、がんばっても、がんは完治しないんだなって身をもって知りました。でも、麻酔をかける初日までは元気で、自分の足でお散歩して、1週間前には蓼科に旅行にいったりしていたので、治療をがんばったおかげなのか、どうなのか、しなくても同じだったのか、悩むところです、、、むしろ、麻酔かけなかったら今でも生きていたのか、でも、苦しんで亡くなったのかもしれないし、
ほんと、がんになった時に、皆が悩むのは、
治療をするのか(費用対効果がわからないし)しないのか、しなかったら、どうなるのか
愛犬猫の希望がわからないから、悩みますよね、、、


アンデイくんに似ているワンを探しました、