猫のリンパ腫は、発見がおくれる
猫の悪性腫瘍のなかで、リンパ腫が最も多いといわれています。
消化管型のリンパ腫が多いため、外見だけではわからないのです。
猫は犬よりも我慢強く症状をみせないので、
病気が進んで初めて気づくケースが多いです
リンパ腫にはいろいろあって、
①縦隔型リンパ腫
胸の中に腫瘍ができてしまうもので、猫白血病ウイルスが関与しています。近年、このウイルスが減っています。胸水がたまります
②鼻のリンパ腫
鼻水がでたり、顔が変形します、鼻の出血は犬よりも少ないといわれています。腎臓に転移しやすいです
③消化菅型リンパ腫
慢性的な嘔吐や下痢
でも、内視鏡検査で胃の粘膜を調べてもみつからない場合もあります
腫瘤を形成しなかったり、全身麻酔で開腹して腸の生検しないとみつからないケースもあります。
リンパ腫とわかったら
抗がん剤治療になってしまいます。
犬よりも食欲不振になりやすいといわれています。