ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

胃の腫瘍

犬では腺癌、猫ではリンパ腫が多いです。
胃のリンパ腫では、リンパ球形質細胞性炎(内視鏡でバイオプシーしないと診断できません)がリンパ腫の前腫瘍状態と考えられています。

1)症状
 慢性的によく吐く
 持続的な食欲不振で、だんたん、痩せていきます
 胃潰瘍になると、吐いたものに血が混じったり、黒い血便がでたりします。
 低血糖になることもあります(平滑筋腫、平滑筋肉腫)

2)検査・診断
 レントゲンでバリウム造影検査
 内視鏡検査
 エコー
 血液検査や単純レントゲン写真で胃の腫瘍がみつかるのは、まれです。
 CT検査
 
3)治療
 外科手術
 リンパ腫なら抗がん剤治療
 
4)予後
 胃の悪性腫瘍は予後不良が多いです
 高分化型リンパ腫の予後は比較的良好(クロラムブシルとプレドニゾロンの内服)


大型犬なら人間で実用化されているカプセル内視鏡検査が可能になるといいのですが.
といっても、胃は大きいのでカプセル内視鏡は小腸と大腸と聞きます。それに、小型犬と猫だとカプセルは、腸内異物になってしまう可能性があるので、よほど小さくないと無理かも、。再利用できないから、コストも高くつくかな。でも、麻酔しなくてすむし、、、
未来映画みたいに、麻酔しなくて体のスキャンができるようになったらいいですね。