ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

中医学で病気を見ると

中医学で病気をみると、
聞きなれない言葉がありますよね

たとえば
1)お血(おけつ)(「お」の感じが難しくて、だせなかった)
  めぐりが悪くなり、停滞した血液のこと
  
 こういうめぐりの悪い血液の状態が続くと、高血圧、動脈硬化、心臓の病気、腎臓、脳疾患の原因になったり、椎間板ヘルニアや腫瘍ともかかわりがあるといわれています。


あら、うちのこは大丈夫かしら、

  こんな症状があったら
 
舌が紫色
足先が冷たい
寒がり
心臓が悪い
フケが多い
皮膚にシミがある
触られるのを嫌がり痛がる
麻痺がある
しこりができやすい
出血しやすい(これは、もう、やばいですが、、、)

どうしたらいいのか
もちろん、原因を解明して病気を治すのが一番

中医学的に考えると、
適度な運動
体を冷やさない
冷たいもの、甘いものをとらない
気血の流れを改善する鍼灸や漢方ってことになります

2)気虚(ききょ)とは
  エネルギー源である「気」が不足した状態

気ってなに?
 「元気」という言葉があるように、「気」が十分にあり体中をめぐることでにんげんも、どうぶつも、健康を保つことができます。体を温めて各臓器の活動を支えるだけでなく、病気にならないように抵抗力を強めたり、水分や血液が漏れないように調節したり、食べ物の消化吸収排泄を促進するのが、「気」の役割です。

では、気虚になる原因は

親からもらった「先天の気」と
生まれてから食事や呼吸で得る「後天の気」があります。
たとえば、生まれつきの病気があったら、先天の気の不足
食べ物や消化吸収が悪かったり、呼吸に問題があると「後天の気」が不足します。
慢性疾患、過労、大病、過度の繁殖などは「気」を消耗させるので気虚の原因となります。

症状は
 疲れやすくて動きたがらない
 元気がない
 息切れがする
 食欲不振
 反応が鈍い
 消化不良
 寒がり
 出血しやすい
 舌が白い
 足腰に力がはいらない
 足先が冷たい
 肉球に弾力がなくなる

 抵抗力がおちて、呼吸器疾患や感染症、腫瘍になりやすいといわれています。

  改善方法は
 もちろん、原因の除去
 適度な運動。日光浴(猫ちゃんもベランダで日干ししましょうーー)
 バランスの良い食事
 生活ペースなど、穏やかな生活

まあ、
お金がありあまるほどあって、
バランスのいい、おいしいお食事を毎日とって
自分のペースで生活して
毎朝の痛勤電車生活とおさらばして
老後の不安もなく、天下泰平の悠々自適な生活をエンジョイして、「英気」を養えたら、



人間も病気になりにくいかもしれませんねー


病は「気」から、、っていいますから。