ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

成長期とは

成長期は犬猫さんは、1歳と思っていませんか?
犬の場合、体の大きさで各ライフステージの長さが違うのです。
ライフステージにあわせた。食事を考えないといけません。

成長期は

猫は  12-15か月齢まで

小型犬(10キロ以下) 10か月齢まで

中型犬(11-25キロ) 12か月齢まで

大型犬(26-44キロ) 15か月齢まで


犬は生後2か月、猫は生後4か月をすぎると、成長速度が次第に緩やかになります。

成長期に脂肪をたくさん食べさせると
脂肪細胞の数が増えてしまいます
だから、

中年になると、脂肪細胞が大きくなって太ってしまう
ふとりやすく、痩せにくい体質になってしまう(ああ、耳が痛いです。。)

でも、
成長期にダイエットするのは、よくありません。

成長期後半になったら、
成長期前半のように、脂肪の高いお食事を同じようにあげているとカロリーオーバーになって、脂肪細胞の数が増えてしまいます。
何事も中庸が一番です。


そして。
お食事の質も考えてあげないといけません。
成長期にはタンパク質が必要です。

消化がよくて
素材の品質がよくて
うんちの量も多すぎず、

健康な皮膚や被毛を維持するには、食事から摂取したタンパク質の30%が使われます。
だから、
タンパク質の少ない粗悪品をあげていると
毛づ屋の悪い貧相なワンになってしまいます。
食べたものが皮膚や被毛の状態になって目に見えるようになるまでには、1か月以上かかりますので、それから、お食事があっているのかどうか判断しましょう。

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皮膚のトラブルが続く
けづやが悪い
毛がぬける
毛が少ない

  そんなことがあったら、
まずは食事とシャンプーを見直してみましょう。
人間のシャンプーで洗っていると、皮膚トラブル多いです。