ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

胃の運動低下

胃の運動が低下すると、慢性胃炎のように、よく吐きやすく、食欲も落ちます。

原因は
・胃炎、胃潰瘍、胃拡張
・異物(一番、こわいですね!)
・胃の手術後
腸炎、膵炎
・糖尿病
・脱水などで、体液バランスが崩れている
・胃の中の出口である、幽門が狭くなっている(幽門洞肥厚症候群、手術でないと治癒しません)
・薬剤(麻酔をかけるときに用いるアトロピンや、ブスコバン、抗がん剤インドメタシン
・高脂肪食、固形食のほうが、胃からの排出が遅くなります。


 治療は
・低脂肪、流動食のフードにかえる
・胃の運動機能低下の場合は、消化管運動改善薬の内服です。