犬のリンパ腫の予後
先日、犬のリンパ腫について、高名な石田先生のセミナーにいってまいりました。町田くんだりまで出向いて講演してくださるなんて、出不精な私にとってはありがたいことです。
セミナーというと、都心になってしまうので、なかなか、行きにくい。ウエブで配信してくれるのが一番ありがたいことです、、、
最近のセミナーのハンドアウトは紙ではなく、自分でダウンロードしないといけないので、プリントアウトするには膨大な量だから、紙で保管したい昔ながらの私には、ちょっとつらいところですが、しょうがないですね。エコですものね。
さて、そこでのハナシ
犬で、残念ながらリンパ腫になるのは、
10万頭あたり13-24頭 猫よりは少なく人の2倍
で、10-11歳になると、10万頭あたり84頭
10万頭の犬に出会ったことないのに、たしかにリンパ腫って多いって思いますよね。
で、
予後は
抗がん剤でものすごーーくがんばって毎週のように抗がん剤(毒ですよねーーー)をいれて、
お薬をのんで、がんばってがんばって
余命2年をめざす、、
うーーん、
10歳を超えた犬とともに、2年間、がんとの闘いを続ける、、
2年間一緒にいられる幸せをかみしめる、、
最近は犬の数は減っても犬にかける費用はあがっているそうです。だから、積極的な治療を望む方が多いのでしょう、、
眼の前の苦しんでいる愛犬を救いたいと思うのは当然です、、
難しいですよね。
人間も80代でもがんの治療をする時代ですから、愛犬も家族の一員、当然なのかもしれません、そんな優しい飼い主さんに出会えたわんちゃんは、癌になってしまったけれど、幸せなわんちゃんです。