猫の失明
昨日は猫の眼について、ヘブライ大学のロン・オフリ教授のセミナーを聞いてきました。
六本木の東京ミッドタウンで開催されて、
いやー、やっぱ、都心は遠いわーー
疲れましたが、有意義なセミナーでした。
猫の失明で最も多いのは
ブドウ膜炎
ブドウ膜ってなに?って思われると思いますが
目の奥にある
虹彩(瞳孔の大きさを調節する)
毛様体(水晶体をつりさげるのと、眼房水をつくる)
脈絡膜(網膜に血行を供給する)
という目の健康維持にはとっても大事な組織です。
1)原因
犬だと遺伝が多いのですが、猫の場合は遺伝ではなくて、全身性の病気が原因となることが多いです
①猫エイズ
②猫白血病
③ノミ!!!
なんと、ノミが媒介するバルトネラという感染症が原因であることが多いそうです!!
ノミで失明するなんて、ありえないですよねーー
ノミはきちんと予防しましょう、、
④トキソプラズマ
⑤クリプトコッカス(鳩糞の真菌感染)
⑥猫伝染性腹膜炎
⑦シニア猫が片目だけブドウ膜炎になったら腫瘍が多い
⑧特発性(原因不明)
2)症状
眼が不快そう
第三眼瞼が突出する
眼が縮瞳
眼の色がかわった
眼が赤い
眼がブルーになっている
眼が濁っている
眼が出血している
眼がみえていない
具合が悪い、元気がない
3)治療
原因の治療
点眼