網膜剥離 - ベルどうぶつクリニックのﾌﾞﾛｸﾞ

シーズーに多い網膜剥離
ラブラドールやﾀﾞｯｸｽに多い網膜委縮

いずれも失明してしまう、こわい病気です。

網膜が一度に全部はがれてしまうと、ものにぶつかるので
あ、見えていないなって気づきますが
だんだん、はがれていくケースが多く
そういうときは、発見しにくいです。
夜の散歩をいやがる
いつも上目遣い（でも犬って下からみあげるから、これが当たり前なんで、、、）
あんまり動かない（年かなーって思ってしまう）

とくに、片眼の網膜剥離だと、飼い主さんが気づくのは、日常生活の異常がないので、発見は難しいですよね。

原因は
・　ｼｰｽーやﾌﾟｰﾄﾞﾙに多い遺伝的なもの
・水晶体起因性ぶどう膜炎
・白内障手術のあと
・ｺﾘｰ眼異常
・全身性高血圧（猫ちゃんの甲状腺機能亢進症）

検査は
　眼底検査（特殊な検査機器が必要です）
　超音波検査

治療
　発症後１か月以内、できれば2週間以内の外科的修復が望ましい
　片目が失明してしまったら、もう片方に予防的な網膜ﾚｰｻﾞ凝固を実施する（これは、もう、眼科専門病院です）

人気の箱根の日帰り温泉施設の箱根湯寮（小田急が経営）にいってまいりました。