目の遺伝病
目の遺伝病のひとつに
進行性網膜委縮という病気があります。
1)症状
はじめは夜盲にはじまって、徐々に(数か月から数年)失明していく病気です。
階段をこわがる、歩きたがらない、年かなーって思われることが多いです。
失明すると、なれない環境でものにぶつかるようになります。
症状が進むと眼が散瞳(瞳が開いて大きくなる)しているので、眼の輝きが増して光るように見えます
網膜変性が進行しますと、白内障がすすみます
Mダックス
ゴールデン
ラブラドールに多いです
2)診断
眼底検査
網膜電図
遺伝子検査もあります
3)治療
残念ながら有効な治療法はないようです。
抗酸化のサプリくらいです。
繁殖の時に、遺伝子検査をしたうえで、交配してくれれば、不幸な犬と飼い主が減ると思います。
生き物を繁殖する人たちの善意に期待するしかありません。