輸血のドナー検査
犬猫さんの世界には、人間のような赤十字といった、輸血の血液をストックしていないので、
貧血や
敗血症といった、
命にかかわる状況になり輸血が必要になっても、
残念ながら、簡単にはいきません。
また、輸血するためには、事前にたくさんの検査をしないといけません。
まずは、輸血をうける側と提供するドナーの血液があうかどうか(血液型、クロスマッチ検査)
そして、
ドナーの血液に感染症がないかどうか、
ってことですね。
ドナーの感染症検査は
犬の場合
(必須)
・フィラリアにかかってないか
・バベシア(マダニから感染)
(推奨)
・ブルセラ症(ただし、血液ではうつりません)
・エールリヒア症(マダニから感染、海外渡航歴のある犬のみ)
・ヘモプラズマ症(脾臓摘出のワンコに症状がでます。)
猫の場合
(必須)
・猫エイズ
・猫白血病
・猫ヘモプラズマ(血液媒介するので)
・猫コロナウイルス[遺伝子検査)
(推奨)
・フィラリア
徹底的になにかをきちんとするというのは、費用と時間もかかるので、難しいですね。
(以前、飼っていたゴールデンです。オスとメスだったので、本当に仲が良かったですね。やぱり、同じ犬種同士のオスとメスは、犬種が違う場合よりも、仲がいいことが多いと思います。)