くる病
最近は、良質なペットフードの普及でくる病をみることはあまりないですが、犬猫さんにもこの病気はあります。
生肉と残飯のみだけの犬猫さんにはリスクが高いといわれています。
原因
ビタミンD欠乏
ビタミンDの代謝異常
カルシウムやリンの欠乏、アンバランス
つまり、
ビタミンDが足りないフード
ビタミンDのはいったフードを食べていても、吸収不良
の消化器疾患、
消化管内寄生虫(栄養をヨコドリされるから)
極度の日光不足による、ビタミンDの代謝異常
先天性酵素欠損によるビタミンD代謝異常
カルシウムの取りすぎ!
カルシウムが足りない食事
症状
成長期の犬猫さんが、骨の成長不良や骨・関節の変形をおこるのを「くる病」といいます。成長したあとの場合は、「骨軟化症」といいます。
発育障害
骨格や関節の変形による姿勢の異常
歩行困難
痛み
肋・肋軟骨接合部が腫れる
骨盤の変形と便秘
診断
あまり動かない子猫子犬
後ろ足が内股(X脚)
レントゲン撮影
血液検査(ビタミンD欠乏やカルシウム不足、高リン)
治療
良質なペットフード
活性型ビタミンD3製剤の給与
骨格の変形を予防するために運動制限