ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

悲しいことがあったときに、、

読売新聞で掲載された、最期を看取れず愛猫を亡くされ、生きることがつらいと相談された方への心療内科医の海原先生のお答をご紹介します。

「私は猫からいろいろなことを教わりました。彼らは生まれた時点で与えられた姿に不平を言わず、思い通りにいかないことも病気も痛みも老いも受け入れ、生を全うします。猫は哲学者のようだと思います。
 今のつらい状況、ちょっと猫を見習ってみませんか。猫は旅立つ時も、それまでの宝石のような時間の幸せを胸に、静かに受け入れたのではないでしょうか。
17年間、十分に生きてくれた猫さんに、ありがとうと心の中で思いを伝えてください。」

実にすばらしい回答だと思います。読むと、涙がでてきます。
わたしも、いつかはくる愛犬、愛猫との別れのために、海原先生の珠玉の言葉を思い出し、日々、かれらと過ごせる時間を大切にしようと思っています。