毛皮はいらない.
先日、恐ろしい事実を知りました
今はコートが売り出されていますが、
襟足にちょこってついてある
ファーって書いてあるのは、
なんだと思いますが？
そう、
タヌキ(ラクーン）
なんと、シェパードなどの大型イヌ
猫
キツネ
ウサギ
それも、金具でなぐって、けとばし、気絶させ、
生きているのを
動いているのを！
そのまま、
ナイフで皮をえぐっているのです。
この映像をみて、眠れなくなりました。
あまりにも残酷です
http://rocketnews24.com/2012/11/15/267030/
襟足にファーがついたコートをきている自分が恥ずかしくなりました、
私は、ミンクやチンチラの毛皮そのものを着ていないから、まあ、いいやって思っていましたが、
コートに何気なくついていたファーが
こんな風にさりげなく、ついているファーも、
生きたままキツネから、えぐりとった毛なのです。
日本製だから、大丈夫と思っても、毛皮は中国から輸入されていたら、同じことです。
たとえば、この伊勢丹がつくっている、コート
チャイニーズラクーンをあしらっていると宣伝しています。
つまり、中国でタヌキの毛皮をはいでつくられているのです。
皮ジャンに黒いファーがついていませんか？
これは、シェパートの毛の可能性があります。
本当に、本当にショックです。
平成22年年9月発表の輸入畜産物統計によれば
75kgの犬毛、510kgの犬皮が輸入されています。
欧米などの、すべての毛皮産業が、このような極悪非道なことをしているとは思いませんが（思いたくない）、映像をみると、
そういうことが実際にこの世の中で起きている、という事実は、悲しいです。
リアルファーを扱わないブランド
http://www.no-fur.org/list/#.UqUr3x6Ch9A
無印良品、ユニクロ、パタゴニア、バナナリパブリック、 ポロ・ラルフローレン、リーバイス、カルバン・クライン、H&M、エディーバウアー、GAP、GUESS、J.CREW、TAISHI NOBUKUNI、ダナ・キャラン、 ステラ・マッカートニー、Timberland、コム・デ・ギャルソン、ザ ノースフェース、 トミー・ヒルフィガー、
◇毛皮使用禁止したブランド
ラルフローレン 2006年から一切の毛皮禁止
ZARA 2005年
Tommy Hilfiger 2008年より毛皮廃止
バーバリー 中国産の毛皮禁止
Calvin Klein 1994年から毛皮廃止
Forever21 2004年 毛皮販売廃止
Gap 毛皮不使用。
Guess
Timberland, Eddie Bauer, Beneton, J.Crew, Esprit, The Talbots, BCBG,Stella McCartney
Alannah Hill 2009年からウサギの毛皮禁止
しまむらは、毛皮を取り扱わないでほしいという署名を受け取り拒否したそうです。
http://biz-journal.jp/2013/04/post_1929.html
(安価な商品には、ミンク、チンチラではなくて、ラビットや犬猫のリアルファーが使われている可能性が高いです）
最近、いやにリアルな肌触りのぬいぐるみがありますよね。ぬいぐるみや、おもちゃにも、犬猫の毛が使われているといわれています、、、
アメリカは、犬猫の毛を中国から輸入することを禁止してます。日本も、早く、中国からの毛皮輸入を禁止してほしいものです。
ミンクのコートもっていないし、って思っていた自分が、何気なくファーがついているコートを着ていて、
知らぬうちに加害者になっていたことが、本当に
悲しいです。
命をいただくことに、もっと真摯にうけとめるべきです。
生き物の命の尊厳を、もっと、尊重する世の中になってほしいです。
動物の革製品すべてを否定するわけではありません。ただ、動物の命を、生物資源として、わたしたちの生活に利用するのであるのならば、その命に感謝しつつ、利用すべきだと思うのです。
生きたまま皮をはぐ、無限の地獄の苦しみを動物が死ぬまで与えることは、あまりにも非道です。
普段、手術をするときに、わたしたち獣医は、鎮痛剤をつかいます。もちろん、皮膚を切開するときに鎮痛剤と麻酔薬を用います。ちょこっと、皮膚を切開するだけでも、苦痛と強い痛みをあたえることは明らかで、しかも、え、無麻酔で、生きたまま、しかも、皮膚だけでなく、皮をはぐ？？
なんてことが、もう、信じられないし、もう、考えるだけで、怒りで頭が真っ白になります。
わたしたちが、できることは、
毛皮やリアルファーがついた洋服を買わないことです。
フェイクファーで十分、ファッションになります。
2011/05/22
アメリカ
2000年に犬猫の毛皮の販売、広告、輸入全てを禁止しました。犬猫の毛皮が含まれたものが輸入されることを防ぐため、Fur Products Labeling条例を定めています。
EU
20110522_2.jpg
EU（欧州議会）は、中国からの犬・猫の毛皮を全面的に輸入禁止になりました。
犬猫の毛皮は別の動物の毛皮して、偽のラベルが使用されているため、消費者は犬猫の毛皮とは知らずに、購入してしまっており、中国の犬と猫約2百万匹がEUへ輸出されているという。
EUは犬・猫の毛皮輸入を阻止するために、違法企業に対して厳重な懲罰を与え、犬・猫由来毛皮の審査と見分けについて情報交換する目的で2006 年からこの法案の作成に着手し、、2008年12月31日より施行されました。
コートを1枚作るために、少なくとも１０頭の犬が犠牲になっている
コートを１枚作るために、少なくとも２４頭の猫が犠牲になっている
犬の毛皮のタグには、オオカミ、ソバキ、アジアジャッカル、グーピー、アジアオオカミ、コサックキツネ、中国アライグマ、フェイク、エキゾチック毛皮と記載されている
猫の毛皮のタグには、家猫（Housecat）、野生猫、katzenfelle（猫皮のドイツ語）、ウサギ、ゴヤンギ、山猫と記載されている
台湾
台湾では2001年1月に犬猫の毛皮の生産、販売、食用としての売買を禁止しました。違反すると台湾300＄の罰金になります。
フィリピン
日本へ猫の毛皮（コート、財布、ブーツ用）を輸出しようとしていた業者が1998年摘発されています。竹のかごに入れられた生きた猫が発見されており、これらの猫は地域の子供を使って野良猫を集め、猫を絞め殺す方法を教えていました。
オーストラリア
オーストラリアでは、2004年5月に税関での規制を改変し、犬猫の毛皮の取引を禁止しました。国が動いたのには、9000件の国民の意見が集まったためでした。
