ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

インタードック

組み換え型イヌインターフェロンーγという犬のアトピー性皮膚炎のための注射があります。
免疫応答を調節したり、細菌や真菌に対する感染防御に効果があるといわれています。
アトピーだけでなく、繰り返す表在性膿皮症(いわゆる、とびひですね!)にも効果があるようです。

表在性膿皮症は、皮膚の常在菌ブドウ球菌に感染して発症してしまう皮膚病です。皮膚の常在菌ですから、どの犬ももっているのに、これに感染する、、、、ということは、
皮膚のバリア機能や免疫が落ちているってことです。

背景には免疫異常や、甲状腺機能低下症などが免疫力の低下、代謝異常、糖尿病、腫瘍、アレルギーなど、があります。
治療は、抗生剤の投与なんですが、
抗生剤を飲んでいるときはいいんだけれど、、、
というケースが多いです
根本的治療は、背景にある病気の治療のほか、
インタードックの治療もいいかもしれませんね
これは、週3回を4週続けて注射します。あるいは、週1回8回というやり方もあります。そのあとは、メンテとして月に1回うつといいとわれています。


この注射をしたおかげで、つらいアトピーから脱却した柴犬さんもいます。いまでは薬なしで暮らしています
アトピー性皮膚炎の柴犬さんです

治療前


 かなり、痛痛しいです

治療後

治療内容は
①インタードックの注射(週1回合計10回)

(アトピー体質の改善)
②食事療法
アミノペプチドフォームラという療法食のみにしてもらって、おやつをやめてもらう(1か月間)

③痒み対策(ステロイドでない薬の内服)

④自宅での正しい薬浴シャンプー療法(週2回)

甲状腺機能低下症だったので、内服治療

⑥アレルギー検査の実施
アトピーの原因が草だったので、草むらに顔をつっこむのをやめてもらう

⑦ノミダニ予防薬の内服