肝臓が大きい
レントゲンをとって、肝臓が大きいといわれたら、、、
原因は、いろいろあります
レントゲンだけで、原因を判別できるわけではありませんが、
考えられる病名を羅列してみます
全体がぼわーっと大きい(び漫性)
・ステロイド関連性肝障害
・肝炎、胆管炎
・脂肪肝
・肝臓のうっ血
・腫瘍(リンパ腫、組織球肉腫、肥満細胞腫)
一部が大きい(限局性・非対称性)
・限局性や転移の腫瘍
・膿瘍
・嚢胞
・血栓塞栓症
・肝葉捻転
・血腫
逆に、肝臓が小さいといわれたら、
・先天的に肝臓に栄養を送る血管の構造がおかしい(門脈シャント)(栄養が肝臓に送られない、だから、肝臓が育たない)
・原発性門脈低形成
(微小血管異形成)
肝臓の中の血管が少ない
・肝硬変
・重度の循環不全