てんかん発作じゃない発作
しっぽを咬もうとくるくる回ったり(尾追い)
しっぽをカジカジかんだり
突然、きれて激怒したり(イングリッシュスブリンガースパニエルの激怒症候群)
行動異常のようにみえるけれど、じつは、てんかん発作といわれています。
逆に
てんかん発作にみえるけれど、てんかん発作でないケースもあります。
① 心臓の病気があって、突然失神する。
この場合はけいれんはおきません。
持続時間は県連発作よりも短く6-10秒
けいれん発作のような前兆はありません(よだれがでる、挙動不審など)
意識はありません
突然に脱力して、後ろにのけぞる(後弓反張)
発作後の意識はぱっと瞬間的にもどります。てんかん発作だと、そのあと、しばらく、もうろうとしています。
② 特発性揺戦
激しく体を震わせます。長時間続きます
③ ナルコレプシーの情動脱力発作
うれしいことがって、感情が高まると、突然、こてっと体が脱力しして、寝ているようになります。ホルモンの不足が原因でてんかん発作ではありません。
④ミトクローヌス
ジステンバーウイルスに感染して、運よく生き延びた子犬の後遺症です。
後ろ足が不随意に(本人が意識しないで、勝手に)ピクピク収縮したりします。若い犬で、半永久的に続きます。