変形性関節症のための注射
犬の変形性関節症の症状を改善する注射があります。
週2回を4週間続けると、滑膜炎の解消、軟骨保護に効果があるといわれています。
注射の内容は、多硫酸グルコサミノグリカン、PSGAGで、GAG(主にコンドロイチン硫酸)を低分子化し、さらに多硫酸化した物質です。
難しくてわかりにくいですが、
つまり、
関節の基質の材料になるコンドロイチンの注射ってことですね。
効能は
① 変形性関節症の進行、悪循環サイクルをストップする
② 軟骨破壊に関与するプロテオグリカン分解酵素をブロックする。
関節が炎症をおこすと、自らが関節軟骨の基質を壊してしまう方向になり、関節軟骨がどんどんすり減って、骨と骨があたって痛くなってしまうのです。
③ グリコサミノグリカンの生成を刺激し、滑膜の修復を再生をする。
アンデイくんも、この注射をすると、元気に歩きますね