避妊・去勢手術後のお食事
最近、夏に生まれた仔犬や子猫たちの避妊・去勢手術が多くなりました。
で、避妊去勢手術をすると、
食欲がすごーっくでて、なおかつ、太りやすくなります。
肥満は、動物でも万病の元になりますので、お食事を考えないといけません。
で、ただ、食事を減らすだけ、、というと、、
それでは、ひもじいいですよね。
わたし個人的にはおなかがすくと、眠れないし、つらいので(痩せている人にいわせれば、空腹が快感になるそうですが、その境地には未熟ながら到達できません)、
食事をいつも楽しみに、うまそうーってに食べてくれる犬猫さんの唯一の「食べる楽しみ」を奪うことができません。
犬猫も同じで、
いつも空腹だと、イライラしますし、
拾い食いや異物摂取の原因になりますし、
カロリーが低すぎて十分な栄養がとれない低栄養状態は、過激なダイエットと同じで不健康ですので、
今は、避妊去勢が終わったあとの犬猫さんのためのお食事というのが開発されています。
通常のお食事と何がちがうのかといいますと、
通常のお食事を減らすだけのダイエットでは、摂取カロリーだけでなく、タンパク質やビタミン・ミネラルなどの栄養素も不足しやすくなるので、
摂取カロリーを制限しつつ、満腹感を与えることができるように配慮されています。
避妊手術のメリットは、初回発情前に手術すると乳腺腫瘍の発生を0.05%以下にできること、さらに、発情のあとの黄体期に発生する糖尿病の発症リスクを半分以下におさえられるというメリットがあるので、
太りやすくなるけれど、避妊手術は、ワンコさんの長生きのためにもよいことなのです。
ですが、避妊去勢手術をすると、女性ホルモン(エストロゲンと男性ホルモン(アンドロゲン)のバランスが変わることにより、食欲や消費カロリーが変わり、肥満や体脂肪率の増加が起こりやすくなります。
ということで、避妊去勢のあとの食事に添加されているものは、
①Lカルニチン
脂肪代謝にかかわるアミノ酸の一種で、脂肪酸をミトコンドリア内に運び脂肪燃焼を促します。
②満腹感
食物繊維の含有量を多くすることで、食後の満腹感を得られるように配慮
③関節や骨格系への負担を考慮
体重過多によって関節に負担がかかることを考慮し、コンドロイチンやグルコサミンが配合してある
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