ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

猫喘息

猫喘息とは、猫ちゃんのアレルギー性気管支炎のことです。タバコ、スギ花粉などの環境も原因となるといわれており、寒くなると悪化します。ネコちゃんが1、2分急にゲーゲー、吐くように咳こんで、そのあと、ケロっとしているのが、その他の気管支炎や肺炎との違いです(ネコちゃんは呼吸困難になっても、重度でないと口をあけて呼吸したり、肺癌になっても、あまり咳をしません)。ネコちゃんに毎日、薬をあげるのはなかなかたいへんですので、吸入剤などの治療方法もあります。
シャムネコさんに多いといわれておりますが、日本猫にもみられます。若い時2,3歳でも起きます。
気管支炎が悪くなりますと、炎症の分泌液が気管にでて、吸った空気は、胸腔内圧でスムーズにはいってきますが、こんど、息をはきだすときに、この分泌液が邪魔をして、うまく空気が外にでていかなくなります。そうしますと、空気がなかにたまって、肺がふくらんでしまい、酸素交換がうまくいかなくなります(レントゲンでは、肺がふくらんで、黒くなるので、よくなったようにみえてしまいます)


詳細は、このHPをごらんください。
http://www.pet-hospital.org/cat-014.htm