ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

電解質のバランス

健康診断のために血液検査をする機会が多くなってきましたね
そこで、
みていただきたい項目に
電解質のバランス

健康な犬猫さんなら、この数字が、正常範囲からはずれることはありません。
この数値がおかしくなったら、かなり、病気が重い状態なのです。

1)ナトリウム
  体の恒常性を保つ機能があれば、この数値はめったに変動しません。

 高ナトリウム
  塩分のとりすぎくらいでは、こういうことにはなりません。腎機能などがちゃんとしていれば、過剰な塩分は尿にだされますから。

 原因は
・細胞がものすごく脱水している
 (水をのんだら、そく、細胞にはいるわけではないのです。水を飲んでいても、脱水します)

神経症状や昏睡

 低ナトリウム
   食べていないだけでは、なりません。

原因は
   細胞内に過剰な水分がある
   神経症状、昏睡

2)カリウム
   カリウムが高くなると心臓が停止します
  カリウムが低くなりすぎると、声がでないとか、歩けないとか、そんな症状がでてきます。
  原因は
  腎不全
  インスリンをうつと、低カリウムになります
  糖尿病
  体がアルカリになっている
  呼吸が苦しい(過換気)

今日はあいにくの雨ですが、三連休ですので、明日から晴れるらしいから、皆様、わんことのお散歩おでかけ、してみてくださいね