子犬のお食事とDHA
ヒルズ社の専属獣医師をお招きして、お話を伺いました。
ヒルズ社で健康ガード発育という子犬フードをつくっているとこのことですが、
このフードの特徴は
なんと、ぼけ防止だけかと思っていたDHAをフードにいれることによって、頭の良い子犬が育つそうです
もちろん、計算したり、暗記したり、しゃべってくれるわけではないのですが、
DHA(ドコサヘキサエン酸)が子犬の健康な脳の発育に大事な栄養素で、高品質のDHAを豊富に含む食事は子犬の健康な脳の発達を助け学習能力の健やかな発達をサポートしてくれるそうです.
ヒルズ社で迷路実験をしたところ、DHAを食べていた子犬のほうが、スムーズに迷路からでて、ごちそうにありつける確率が高かったというデータがあるそうです。
しつけにお悩みの方、DHAいりの子犬フードをあげてみるのもいいかもしれませんね。
で、よくご質問をうけるのは
Q いつまで、フードをふやかさないといけないか?
A 乳歯から永久歯にはえかわるまで(6か月)
ですが、4か月齢で、ふやかさなくても食べてくれるのなら、そのままでもいいです。
Q なぜ、フードをふやかさないといけないのか?
消化を助けるためです。あらかじめ水を含んだフードを食べれば、胃に入ったときに、消化酵素のはいった胃液をつかう量が減る、、つまり、消化酵素がまだ十分でない子犬のためには、消化を助けてくれるからです。
Q 子犬は一日に何回あげないといけないのか?
だいたい、3−4回です。
Q いつまで、子犬フードをあげないといけないのか?
どんどん、太っていくのですが、、、
骨の成長がほぼ終わり、体重や体高がかわらなくなったら、アダルトフードに徐々に切り替えることができます。
Q 乳歯だから、硬いひづめをばんばん、あげてもいいのか?
乳歯は永久歯に生え変わるから、硬いひづめをあげて、歯が傷ついてもいいと思われますが、硬いひづめをあげることによって歯肉炎をおこす可能性があります。
咬んで困るようでしたら、噛むと粉になるガリガリ棒がおすすめです(丸呑みしても大丈夫だから)
硬すぎるものは、子犬にあげないほうがいいですね。
この写真の商品が硬いかどうかは、味見していないので、
わかりません。ネットから拝借
ところで、最近、ガストでフォアグラ、っというCMをよく目にしますよね、
フォアグラってなに?
昔は、
ガチョウやアヒルにいっぱいお食事をあげて太らせて
で、肥大させた肝臓、、
というイメージだったのですが、(フォアグラなんて、庶民には関係ない美食だったですが、、)
いっぱい、食べさせるためには
鳥が自ら、楽しく食べているのではなく、
鉄の棒を無理無理、口から食道,胃までつっこんで
強制的にあげているという
残酷なやり方でつくっているそうです。
ファミマがフォアグラ入り弁当を販売していましたが、残虐だということで、署名運動をうけて中止されたのは記憶に新しいですよね。
詳細はこちら
NPO法人アニマルライツセンター
http://www.arcj.org/
人間が生きていくために、生物資源を利用することを否定はしませんが、
(わたしは、ベジタリアンでないし、焼き鳥好きだし、牛乳飲んでいますし、ドックフードとキャトフードが、いきものの恩恵を受けているのは甘受しています。)
ただ、、
美食とファッションのために、生き物が残虐に扱われ、虐殺されるというのは、非道なことだと思います。
ウール、羽毛、アンゴラ、カシミヤ、ムートン
すべて、無垢などうぶつたちから、非道な方法で奪っているそうです。
今まで、これらの製品を素敵なものだと思って、好んで買っていた自分を恥じている今日この頃です。