ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

心臓の腫瘍

心臓に腫瘍ができることがありますが、
発生頻度は犬で0.19%(東京農工大学のデータ)、猫で0.03%

心臓の腫瘍で最も多いのが、血管肉腫(70%)
ゴールデンリトリバーやアフガン、シェパードが好発犬種です。
わたしのゴールデンも13歳で心臓の血管肉腫で亡くなりました。

心臓の腫瘍になりやすい年齢
 7-15歳

心臓の腫瘍はほとんど悪性で、良性腫瘍は2%

治療法
 あまりないのですが、
 大学病院などで、心臓の外科手術や化学療法をしている場合で、生存期間が延長したとのデータがあります