ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

脊髄再生医療

もちろん、当院では行っておりませんが、
獣医療の世界でも、脊髄再生医療が徐々に、行われております。(実際にみたわけではありません。論文書籍等で)

ですので、
脊髄損傷で歩けなくなったワンコさんがいるのでしたら、ご参考になるかと思いますので、ご紹介します(大阪の病院です )


もちろん、完全に脊髄が損傷されて、脊髄が瘢痕化してしまうと、脊髄の再生も非常に困難になるとのことです。
やはり、時間が勝負というところでしょうか。
脊髄損傷発症後1-2週間という時間が経過すると、脊髄が瘢痕化して、重症の場合は、1-2か月にかけて、もとにもどれないくらい(不可逆的に)なってしまい、脊髄はきれぎれになって、連続性が失われ、深部痛覚もなくなってしまうとのことです。

ということで、
この脊髄再生医療は、早期治療の限られた場合に、功を奏するようですね。
脊髄再生医療は、脊髄の激しい炎症を抑えて、神経の壊死と瘢痕化と完全麻痺を防ぐための医療ということです。


脊髄再生の症例をみると、
 椎間板ヘルニア(グレード4)
 同時多発椎間板ヘルニア(発症3か月後)
 コーギーの変形性脊髄症(いったん回復したけれど、進行したそうです。この病気の初期に抗酸化物質の投与が効果があるといわれています)
 大型犬の変形性脊髄症
 脊髄梗塞

治療内容
 幹細胞の投与によって、炎症を抑制し、免疫炎症反応を調節制御する

スタップ細胞が真実だったら、多くの人々やどうぶつたちが救われる希望の光があったのに、って思う今日この頃です。


24日にサプライズプレゼントでいただいた
クリスマスケーキです。予約していないので、入手困難なクリスマスケーキを頂戴して、感謝感激でした。
みかんちゃんのママさん、ありがとうございました。