ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

洞性不整脈とは

犬にも不整脈があります。
呼吸性の不整脈で、心拍数も正常で、体調も問題なければ、正常な犬にもあるといわれている不整脈ですので、問題がない場合が多いです。
動物は,迷走神経が発達しているといわれていますので、
迷走神経の緊張亢進などがあると、この不整脈があらわれることがあります。
ワクチン接種などで、診察台にのせられると、
緊張のあまり不整脈がでるワンコさんも多いですね。
猫の場合は、不整脈がでるのは、異常です。


では、洞性不整脈とは、、

人間の病院のサイトでの解説を抜粋しますと、、

<洞性不整脈とは?>

洞性不整脈とは心臓の拍動のリズムは正常であるが、興奮の間隔が乱れているような場合をいいます。

心臓は規則正しく拍動していると思われていますが、実は拍動の間隔はあまり正確ではありません。例えば、息を吸ったときには間隔は短くなり、息を吐いたときには間隔は長くなります。

自分で脈を触りながら、深く息を吸込んでみてください。脈が速くなります。次に息を深く吐いてください。脈が遅くなります。これが洞性不整脈ですが、軽度なものは正常者にもあるので、あまり心配する必要はありません。こうした拍動の間隔の乱れが特に目立つ場合が洞性不整脈として、治療対象になります。健康診断で洞性不整脈という診断がつくのは、この症状が少し目につくという場合です。若い人でよくみられる症状です。

不整脈をきちんと診断するには、
心電図検査ですねー

ヒトみたいに、24時間ホルダー心電図検査なんて、難しいです、、、(無理難題)
たいていの、元気なワンコは、心電図をとるとき、興奮してしまい、安静時の測定が難しい、、です。