心臓の病気の薬
心臓が悪くなったら、たくさんのお薬を飲まないといけません。
心臓をとりかえることができないので、
心臓の手術は動物の獣医療では、実験段階なので、
ステージが重くなるにつれて、お薬が増えていきます。
咳が出るのは、心臓が大きくなって気道を圧迫するのが原因ですので、
心臓を小さくして、維持管理することをめざします。
どんな薬かといいますと、
・ACE阻害薬
心臓が拍出する際の抵抗を軽減するためです。
血管収縮・体内貯留・心拍数増加させる酵素を 減らす 作用があります。つまり、血圧を下げます。
・動脈拡張薬
心臓が拍出する際の抵抗を軽減するためです。
・ピモベンダン
血管拡張させ、強心効果があります(心臓にもっと働いてもらうための薬です)
・利尿剤
肺水腫になった時だけ、つかうお薬です。脱水させて心臓を小さくします。
・低ナトリウム食
循環血液量を減少させて心臓を小さくします。