ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

赤血球増加症

春のフィラリアの血液検査のときに、同時に当院で行っているのが、貧血がないか、白血球が高いかなどの血球検査です。
そこで、貧血ではないけれど、赤血球が標準値よりも高い場合があります。

原因は

単純な場合は、緊張していると、血液が濃縮されて、通常より高い数値がでる場合があります。

病的な場合は、

・肝臓や腎不全や食欲不振などの原因で
脱水している(相対的赤血球増加)

・心臓や肺が悪い
   全身的低酸素状態にあると、体の中の造血ホルモン(エリスロポエチン)産生が亢進し、赤血球増加症になることがあります。

エリスロポエチン産生腫瘍[腎臓)
・骨髄増殖性疾患(骨髄検査になってしまいます)
   (ほとんどが、真性赤血球増加症)


とと太は、寝るときは、なぜか、手をまげて寝ます。ソファの爪痕が痛々しい、、

アンデイくんは、ケージの中で(自分からはいります)くつろぎます。

(薄暗いクレートというのは、犬にとって落ち着けるようですね)
このクレートは犬猫兼用で使ってくれています。