登別温泉の地獄谷 - ベルどうぶつクリニックのﾌﾞﾛｸﾞ

連日の猛暑で、小学生が熱中症で死亡した痛ましい事故がありましたね。

こどもが、オトナよりも熱中症にかかりやすい理由は

子どもは体温が上昇すると、未発達な汗腺能力を補うため、皮膚への血流量を増加させて放熱します。そのため、気温が皮膚温より低い場合には、この放熱が、体重に比べて相対的に体表面積が大きいという体格特性とあいまって、深部体温を一般成人とほぼ同様に調節することができます。（*1）しかし、気温が高い場合には、血管からの放熱がうまくいかないことに加え、未発達な発汗機能が大きく影響して、子どもの深部体温は一般成人より下がりにくくなり、熱中症になりやすくなります。
(*1：環境省「熱中症環境保健マニュアル」より)

これは、犬にもあてはまりますよね
　
小さいから、地面に近い
ﾋｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ現象で、コンクリートの歩道は熱いのに、靴はいていないので、素足。
体重が少ないから放熱しにくい
おまけに、汗をかきにくい（足裏、鼻くらい）
毛皮を着ている、、
外では、自由に飲水ができない
自分から、つらさを訴える手段が少ない

人間のこどもよりも、はるかに、
熱中症のリスクは高いのが、犬さんです。
室内でも熱中症のﾘｽｸはあります
じゅうぶん、お気を付けください。

さらに、暑苦しい写真をお届けします

日本人よりもｱｼﾞｱ系外国人のほうが多かったです。
地獄谷よりも、さらに奥にﾊｲｷﾝｸﾞすると