歯周病が原因で心臓病になる
犬の心臓外科手術の第一人者の上地先生の本によれば、歯周病が原因で心臓病になるという事実があるとのことです。
(本から)
歯周病の初期症状は歯周ポケットにたまった歯石によって炎症がおこることによって始まります。
炎症がおきている歯肉の血管は非常にもろくなっているため、細菌がはいりやすくなってしまいます。
血管の中にはいった細菌は、血管の流れにのって全身へとばらまかれます。この細菌が心臓にたどりつくと、心不全をおこしてしまうのです。腎臓にたどりつけば腎不全、肝臓にたどりつけば肝不全を起こすこともあります。
とのことです。
麻酔をかけて歯石をとらないといけないのですが(上地先生いわく、麻酔をかけずに犬の歯石をとることは推奨されていません。できたとしても中途半端な施術になり、けがをさせてしまうかもしれません)
心臓が悪いわんちゃんに全身麻酔をかけるのは、やっぱり、リスクあるので、、、
こわいですよね。