ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

デンタルペーストの効能

歯に歯石がついて口臭がしますよね

3歳以上の犬猫の75%が歯周病にかかっていて
7歳以上は100%といわれています

口臭は

悪玉菌が口の中にはびこって、歯の組織をこわす
感染症です
エチケットの問題ではなく、
歯の病気なんです

では、
そうならないために
することは

ハミガキですが、

うーん、毎日するっていうのは、難易度が高すぎるし
歯周病が進行してしまうと
口を痛がるので、
さわらせてくれない
でも、
シニア犬になったら
全身麻酔
歯の処置をうけて抜歯やスケーリングをするのは、
ちょっとこわい、、
それに、スケーリングしたあとに、ちゃんとお手入れしないと、また、歯周病になってしまう、、、
でも、、
どうしよー

そうならないためには、
デンタルケアを日ごろからすることが大事です

でも

誤ったデンタルケアをして、
かえって、悪くなることもあります

例えば
蹄や骨など、硬いものをあげる
歯が折れる原因になります

無麻酔で、歯石をとるなんてことをすると、
このいやな記憶のせいで、歯磨きに全力で抵抗するようになってしまって、デンタルケアができなくなります。

ハミガキは
歯周ポケットのなかの悪玉菌をかきだして、掃除する
(歯を白くするためではありません)ことを目的としています。デンタルケアの王道です。

そして、

歯垢歯石の沈着を予防するためには、化学的な予防の方法もあります

たとえば、
1)デンタルペースト
 ただ、歯磨きをするだけでなく、歯垢歯石の沈着を酵素で予防してくれる働きをもつ、デンタルペーストのあります。わんちゃんの好きな味つけだったら、
歯磨きに協力的になってくれる可能性もあります

2)デンタルガム
 VOHCというアメリカ戎井氏か認定専門医による獣医口腔衛生委員会がテストをして認定している、製品がでています。
市販のガムがすべて、いいというわけではありません
良し悪しもありますので
製品の独特な形状により、かむことで歯垢を除去してくれる効果が期待できます

3)善玉菌をふやすサプリ
口臭の原因となる悪玉菌が増えないように善玉菌をふやし、歯周病を予防してくれます

4)デンタルリンス
 年をとると、ドライマウスになります
 また、トイ種がドライマウスが多いといわれています
ドライマウスだと、口が痛いので、歯磨きを嫌がります
ドライマウスだと、唾液のなかの悪玉菌を退治してくれる抗体がすくなくなるので、歯周病が進行しやすくなります
飲み水に希釈していれるだけで、とても簡単ですので、歯周病の予防によいのではないかと思います


ちなみに、人間用の歯磨き粉や、デンタルリンスはぜったいに、だめです。アルコールが入っていることが多いですし、人用の歯磨き粉は飲みこむことを前提にしていませんから。