ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

グルコサミンとコンドロイチン硫酸

関節サプリにはいっている、おなじみの成分

1)グルコサミンとは
① グルコースとグルタミンからできていて、関節軟骨の基礎的成分のグリコサミノグリカンGAG)を構成し、
つまり、、

  関節を構成する主要物質のひとつ

カニなどの甲殻類のキチンキトサンを加水分解して作られます


③役割は
  主に新たな軟骨の形成を促す働きがあって、関節の柔軟性に寄与しています。若干の抗炎症効果もあります。


2)コンドロイチン硫酸とは
 
①関節を構成する成分のひとつで、プロテオグリカン(ムコ多糖)の一種

② サメのヒレなどのどうぶつ軟骨組織から作られます。


③ 役割は
  軟骨組織の中で水分を引き寄せる働きにより、関節軟骨の保水性や弾性を保つことで関節の働きを滑らかにします。
古い軟骨の破壊を抑制します。


ということで、

これらの2つの成分は関節を構成する成分のひとつで、関節の健康維持にかかせないものなのです。
コンドロイチンは、酵素による軟骨の劣化を遅らせてくれます。(軟骨細胞は再生しないので、大事に使わないといけません)


シニアワンコのために、階段にすべりどめマットをしいてあげましょう。それか、階段を上らないようにガードしたほうが、事故防止のためにはいいかもしれません。