皮膚病が治らない原因
皮膚病が治らない
薬を飲んでいるのに
シャンプーしているのに、
痒がる
どんどん、毛がぬけていく
皮膚のこと以外に原因がある可能性もあります。
① お食事に原因がある
ダイエットしすぎて、アミノ酸不足
新しい被毛と皮膚の発育のためには、タンパク質とエネルギーが必要です
タンパク質が不足すると、角化異常、毛の色素が薄くなる、脱毛、つやがなく乾燥、皮膚のバリア機能が低下し、感染症になりやすいです。
脂肪を制限しすぎるホームメイド食を続けると、必須脂肪酸が欠乏して、皮膚が乾いてベタベタして、フケが多くなったりします。
② 肝臓が悪い
便がずーっとゆるくよく、嘔吐する
当然、栄養不足になります
重度の肝臓の病気で、表在性壊死性皮膚炎(肝性皮膚症候群)というのもあります
口、眼、後ろ足、足先、生殖器周囲のびらんしたカサブタのついた、痂疲性皮膚症状
足の肉球の角化亢進や潰瘍化
③ 糖尿病
④ クッシング症候群
⑤ 環境
環境アレルゲンによるアトピーですと、原因除去できないため、皮膚病が続きます
⑥ 腸の炎症
タンパク漏出性腸症など
⑥ 皮膚の腫瘍
リンパ腫など
皮膚の腫瘍でよくあるのが、
毛包上皮腫
これは、良性の腫瘍ですが、腫瘍を切除して病理検査で毛包上皮腫ということが確定診断できました。
腫瘍は見た目では、どういう腫瘍か確定できないので、摘出して病理検査しないといけないのです。
じくじくして、掻いてしまうので、切除するしか治療方法がありません