膀胱炎とストレス
ストレスのある生活が、猫ちゃんの膀胱炎(特発性膀胱炎)の原因になるといわれています。
特発性膀胱炎になってしまった、猫ちゃんには、血液中のカテコールアミン濃度の上昇、α2−アドレナリン受容体の機能不良、副腎の退縮、合成ACTH負荷に対する応答不良といった、ストレス関連因子の異常がいくつか認められているそうです。
ということで、
膀胱炎になりやすい猫ちゃんには、ストレスのない環境整備が大事ってことですね。。
膀胱炎になると、
血尿になったり、頻尿になって、トイレにこもる、
へんなところで、そそうする、
そして、
おしっこするときに痛い、、
でも、おしっこしたい、
で、
トイレにこもる、
あんまりにも必至に排尿しようとして、いきむと、
尿道が致死的に閉塞して、
さらに悪循環
膀胱に圧がかかるから、
膀胱の炎症もひどくなり、
出血する、
とにかく、悪循環、、
そして、
高齢の猫ちゃんは、免疫力がおちるので、
細菌性膀胱炎になりやすい
この細菌が、膀胱から腎臓にいってしまって、
(膀胱と腎臓は尿管でつながっています)
細菌性腎盂腎炎になり、
膀胱炎が
腎臓まで悪くしてしまい、
命にかかわります。
ということで、猫ちゃんって、お世話がなくて、飼うのがラクなんですが、
ストレスに弱いので、
飼い主さんは、猫ちゃんのためにいろいろ、考えてあげないといけないわけです。
どういうことをしてあげるのかといいますと、
①トイレを清潔にしてあげる。お好みの砂やチップにかえてあげる
②多頭飼いなら、猫の数プラス1のトイレをおいてあげる。ほかの猫ちゃんがフンしたトイレにはいって、おしっこするのは、誰だっていやですよね。
③ねこじゃらしで遊んであげる
④睡眠を邪魔しない
⑤爪とぎができる板をおいてあげる
⑥安心できる居場所をつくってあげる
⑦上下運動が大事なので、キャットタワーとか、高い場所を用意してあげる。三次元空間が必要
⑧たくさんの猫ちゃんを飼っている場合は、最低1頭あたり10㎡のパーソナルスペースを用意してあげる
⑨他の猫ちゃんが、敵の存在を用心できるように、攻撃性の強いねこちゃんに、首に鈴をつける
⑩猫ちゃんが気にする騒音(ブザー、電気音など)をできるだけ、少なくする
⑪落ち着いて、排泄できるよう、静かなところにトイレをおいてあげる。(寒すぎないように注意)
などなどです。
タイのタイガーテンプルにて
こんな風にトラも、ねこじゃらしで遊んであげると、
食われない??