ジアルジア感染 子犬の30%感染!
その感染状況のデータをご紹介します
1−6か月齢の子犬の33.3%(150頭中、50頭)
1歳以上の成犬は2.5%
子犬の感染は、50頭中、96%がペットショップやブリーダーなどの集団飼育施設での子犬だそうです。
これは、集団飼育ですと、環境中にシストが残って、これが集団感染の原因になるからです。
ジアルジアは、人畜共通の感染症で、5類感染症に指定されています。
犬から分離されるジアルジアの多くは、犬に特異的な遺伝子型ですが、その一部にヒトと同じ遺伝子型をもつジアルジアが確認されているそうです。
2013年2月の群馬県の浄水場の水道水からジアルジア検出が報道されました。人で感染がみられたら、医師は7日以内に保健所に届け出る必要があると定められています。、
ですので、下痢便などの処理は、手につかないように、注意しましょう。(フランスで人のコロナウイルスの感染が話題になりましたね。感染者の介護のひとが排泄物の処理のときにうつったと報道されています)
診断は
下痢がなかなか治らない、痩せていて栄養状態の悪い子犬は、とくに、検査したほうがいいです。
糞便を用いてジアジア検査キットがありますので、20分で検査ができます。
治療は
ジアルジアをおとす薬を飲んでもらいます。
[薬師池公園のアジサイ)