市販の犬用ノミとり首輪と猫
市販の犬用のノミとり首輪を猫ちゃんにつけるとどうなるか、、
猫ちゃんにつけると、
有機リン中毒になり、細菌合併症をおこし、黄疸がでて、1か月後に死亡したり、
ノミとり首輪の揮発性ガスによって、食欲がおち、肝臓が悪くなり黄疸もでて、危険な状態になったりしたという症例報告があります。
犬用ノミとり首輪を人間の幼児につけて皮膚炎になったりするそうです(犬用の首輪を人間につける人はあんまり、いないと思いますが)。
市販の犬用のノミとり首輪は、ペルメトリン系や有機リン系の薬剤が多く、臭いだけが強くて効果の低いものが多数あります。猫ちゃんが誤って食べてしまうと、死亡するような毒性の強いものもあります。
ノミの吸血状態が続いて、全身状態が悪化しているときに、(殺虫剤を首にまきつけるようなものです)犬用のノミとり首輪をつけると、肝臓や腎臓が悪くなり、死亡リスクが高まります。
効果がないうえに、死亡事故にもつながるような市販品を使うよりは、
安全性の確認されている動物用医薬品でノミダニ予防をしたほうがいいですよね!
ノミをとる粉薬や市販品のスポット剤(殺虫剤ですから)を使用し猫ちゃんが死亡するという事故が、2012年に2例もあるということです。
都内の桜は満開に近いそうですが、
こちらは、まだまだのようで、、