外耳炎の薬イヤープロテクター
暖かくなる季節の変わり目に増えるのが、
外耳炎です。
こじらすと、外耳道から鼓室包いう中耳の一部までをざっくり切除する、大手術になります。
手術をしても、閉じた耳の奥の中に細菌が残ってしまうと、合併症をおこし、再手術になります。
初期の外耳炎には、
抗生剤と使うとよく反応します。
ですが、慢性化すると、
抗生剤でほかの細菌が死んで、その抗生剤がきかない細菌が独り勝ち状態になります。(つまり、耐性菌)
外耳炎の最終的な細菌感染は緑膿菌という、抗生剤がなかなかききにくい、やっかいな細菌が原因になることが多いです。
そこで、治療法となると、
とにかく、耳の中に残っている細菌を減らすため、
耳の中の洗浄ということになります。
消毒薬を薄めて外耳道にいれる方法(イソジン、ヒビテン、エタノールなど)があります。
ですが、耐性菌のバイオフィルムができると、消毒薬がきかなくなります。(つまり、台所のシンクのぬめりみたいなものです)
そこで、おすすめしたいのが、
ラクトフェリン配合のイヤープロテクターという酵素配合の耳専用の薬です。
この薬は、ラクトフェリン、リゾチームが配合されていていて、耳垢の中の細菌のグルコースを分解して過酸化水素をつくり(ハチミツの抗菌成分)細胞の細胞壁をこわす作用があるといわれています。ラクトフェリンは、細菌の増殖を抑え、傷の治りを促進する作用があります。
使い方は、
耳掃除をしないで、直接耳の中に、液体をあふれるくらい、たっぷりいれて、(ちびちび、たらさない)
そのあと、耳の根っこのところを軽くマッサージします。
次に、耳の中には触れずに、外部にでてきた余剰分と汚れをふきとるだけです。
毎日、1日1回、2週間継続します。
横浜ランドマークタワーで似顔絵コーナーがありました。
写真をみて、とと太とアンデイを書いてもらいました。
たぶん、イラストレーターは、日ごろ、実物よりも若く書くのが、習性になっているのか、
とと太たちも10年若く書いてくれました。