犬の薬膳スープ
日本獣医中医薬学院というのがありまして、そのセミナーにいってまいりました。
なんと、唐の時代に600の獣医中医学の大学があったそうです(馬の治療)。ですから、歴史は古いということですね。
中医学は、気の医学です。
先天の気(生まれ持ったもの)
後天の気(水穀、つまり食べ物などから得る気)、
から気がなりたちます。
気の流れる通路が経路(12あります)で、そこに経穴というツボがあり、経絡の気の状態が現れる場所です。(治療ポイント)
気の流れが鬱滞する、気が上にのぼってしまう、
体の陰陽のバランスが崩れる、
そういった気の乱れを整えるのが、中医学、
体の中の陰と陽のバランスが崩れていれば、それを補ったり瀉する。陽虚だと、さむがるから、温める、
といった感じですね
手段は、鍼灸、漢方、薬膳、気功というわけです。
で、犬の薬膳スープとは
(弱ってきた老犬におすすめ)
スッポン(生命力が強いから、腎臓にいい)
朝鮮人参
ナツメ(気を補う)
陳皮(無農薬のワックスのついていない、みかんの皮)
理気(気をおくる)
葛(整腸作用)
人間にもよさそうですね(疲れたときは、ユンケル皇帝液のようなドリンク剤という感じでしょうか)
足腰弱ったシニアのワンコには、
洋服をきせて、腰のあたりに貼るカイロを洋服につけて
あげるとよいそうです。
小話
よくため息をつく犬は肺が悪い
そういえば、心臓に腫瘍ができてしまった、うちのゴールデンは、よくため息をついていました。。。
ストレスは万病の元!笑って過ごしましょう。
ストレスが肝うつ気滞を招きます、、
当院では、お灸ではなくて、スーパーライザーという機器を導入しております。背骨の経絡にレーザーをあてる治療です。痛くなく、心地よい温感です。
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