慢性腎不全
慢性腎不全に遺伝的にかかりやすい犬猫さんがいます。
猫
アビシニアン(髄質アミロイドーシス)
ペルシャ(多発性のう胞腎)
犬
パセンジー(近位尿細管再吸収障害)
コッカ・スパニエル(Ⅳ型コラーゲン欠損)
サモエド
(ZIPのジッペイちゃん、車内で熱中症になって亡くなりましたね。車のクーラーがとまっていたそうで。本当に気をつけないといけないですね。)
ドーベルマン(家族性糸球体症)
ラサアプソ(腎異形成)
シーズー(腎異形成)
慢性腎不全になると、慢性的に腎障害が進行し、その修復過程におこる線維化(おしっこをろ過する糸球体や尿細管が硬くなって機能しなくなる)し、やがて大部分のネフロンが喪失し、最終的には尿毒症になります。
血液検査や尿検査で早期に発見して、慢性腎不全の進行を遅らせるよう、食事療法や内科的治療をして、余命を長くすることが期待できます。