てんかん発作と失神の違い
1.てんかん発作は
1) 意識がなくなる(全般発作のとき)
焦点性(部分)発作の時は、意識があったり、なかったり
2)前兆
いろいろなパターン
不安がったり、ふるえたり
3)けいれん(全般発作)(だれがみてもわかる)
難しいのは焦点発作です(片手あげて、ピクピクしたり、猫が口をくちゃくちゃしてよだれをだす、、、ハエ噛み行動など)
4)時間 数十秒から2.3分
2.失神
原因は、心臓からきたり、不整脈
たくさん咳をして失神することもあります。
肺高血圧症で失神します(日頃から四肢が冷たく疲れやすい)
メンタルからきたりする非心原性のものもあります
糖尿病による低血糖、立ちくらみ(低血圧)
極度の脱水、徐脈、空腹、恐怖
1)意識は消失します
2)前兆 ふらついたり、運動失調、転倒
3)からだが突っ張って硬直(後弓反張)することもあります
(
4)時間 数秒
けいれん発作ではなく、失神発作でも、それが繰り返しおこると、発作に移行することがあります。局所的にあるいは、全身的なけいれんが起き、失神をおこすことになると、てんかん発作との区別が難しくなります。