本当にこわいSFTSウイルス感染症
マダニから感染する、こわいウイルスです
1)原因ウイルス
ブニヤウイルス科の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス
2)人獣共通感染症
人も、哺乳動物も感染します
犬、タヌキ、アライグマ、イタチ、ニホンザル、ウサギなど
3)感染経路
フタトゲチマダニ、キママダニなどのマダニにさされると感染します。感染したどうぶつや人の血液や体液(唾液とか)に接触することで感する可能性があります。
つまり、症状のないSFTSウイルスをもっている犬やタヌキにかまれたり、なめられたりすると、感染するかもしれないってことです
4)人間の症状
人間は潜伏期間6-14日
初期症状は、発熱や嘔吐下痢、腹痛をこします。やがて、頭痛、筋肉痛、出血、神経症状(意識障害)
国内の致死率20%
特にシニアは重症化しやすい
先日、伊豆の国市で高齢女性がマダニにさされて、この病気で亡くなりましたよね。
5)どうぶつの症状
犬は、感染しても症状をださないのが大半です。でも、猫は人と同じよう発症し重症化するといわれています。
6)対策
まずは、マダニにさされないようにすることしかありませんよね。
山に行くときは、長袖をきる、
犬は、事前にマダニ予防薬を飲んでおく
昨日はハーベストムーン満月でした
涼しくなったので夜の散歩がたのしいですね